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ぐうの日常

香港映画俳優トニー・レオン梁朝偉を地味に応援する管理人ぐうの、日常のつぶやきです。  画像の無断転載は禁止です。

アモイの旅2 永定県の土楼 

 

あちゃー、旅行から帰ってきてもう2週間経ってしまいました。旅二日目のレポートです。

9月19日(金)、この日は朝7時半にホテルに迎えにきてもらいオプショナルツアーで、土楼観光に行きました。この日も気温は30度を超えていて暑かったです。

アモイは島なのですが、中国大陸と橋でつながってます。車で橋を渡り3時間くらいかけて永定県の土楼巡りに行きました。
中国全土にどれくらい土楼が存在するのかは正確な統計がないので定かではないそうですが、永定県は中国で最も土楼が密集している地帯だそうです。(「客家円楼」より)

旅行人ウルトラガイド「客家円楼(はっかえんろう)」岡田健太郎著
「客家円楼」
(土楼観光に行く前にこの本を読んでいきました。冒頭の「客家という人々」という文章はかなり参考になりました)
「客家の先祖たちが暮らすようになった山間部は、平地とは違い多くの危険に晒されていた。当時、中国の山岳地帯には、野生の虎をはじめとする猛獣が数多く棲息し、また山賊の格好の隠れ家でもあり、常に彼らの襲撃を警戒する必要があった」
「また畑を作ろうにも耕地となる土地は余りにも少ない。こうした状況下で生活を成り立たせていくために、彼らは家長を中心として強固に団結して暮らさざるを得なかった」
((「客家円楼」より)

承啓楼。中国で最も有名な土楼だそうです。300年前に建てられました。
承啓楼
外観からもわかるように入り口は一箇所(気がつかなかったのですが、東西2箇所にも小さな門があるそうです)、ここを閉じてしまうと要塞のようです。承啓楼は入場料(10元)を取って内部を観光客に見せてくれています。もちろん今も数多くの人が住んでいる家です。
承啓楼2
1階が台所、2階が倉庫になっていて、窓があって風が通る3、4階が居住区(寝室)となってます。部屋数は400くらいあるそうです。
承啓楼3
中に入るなり、40代か50代の居住しているおばさん二人が罵り合いをしていました。単なる口喧嘩かもしれませんが、中国語だときつく聞こえるので大喧嘩みたいです。観光客が来ても慣れてるのかおかまいなしです。よく考えたら大きな一家が住んでる訳ですから「姉妹喧嘩」だったのかもしれません。
承啓楼4
承啓楼の中庭の中心には祖堂があり、ここで子供の誕生日をお祝いするそうです。
(たぶん一家の冠婚葬祭を全てここでやるのではないかと思います)
承啓楼5
土楼の付近はバスなどは入れないので、歩いて近くの他の土楼を散策しました。

ここはたぶん振成楼の前だったと思うのですが、山菜か何かを丸めて干してありました。
振成楼の犬。
振成楼の犬
振成楼の中の子猫。
振成楼の猫
中で客家の人が作ってくれた昼食を食べました。
土楼の昼食
竹の子の炒め物がすごく美味しかったです。お肉は家鴨の肉です。
ここの土楼の欄干はとても綺麗でした。「客家円楼」の本で「鉄製の欄干は上海製で、上海から船でアモイへ、アモイから九龍江を遡り南靖県の曲江村へ、曲江村からは人力で山を越えて運ばれた」とあるのはこの欄干だったのかしらん。
振成楼の欄干
振成楼だったと思うのですが、土楼内の中庭に大きなフロアがあり、昔はここは学校だったそうです。
振成楼内の学校
こういうのを見ると土楼は一つの家というよりも一つの村、一つの社会だったのではと思えます。
あちこちの畑に花が咲いていました。この花は綿の花だそうです。
綿の花
大きながじゅまろの樹の下では村の人たちが涼んでいました。
がじゅまろの樹

承啓楼や振成楼と違って四角い土楼の福裕楼。
福裕楼
福裕楼の前の川では小学生くらいの男の子3人が真っ裸で気持ち良さそうに泳いでいました。

畑に作物が実り、家鴨や鶏が放し飼いで歩いていて、外の庭には収穫したばかりの稲が干してありました。
旅人がここを訪れたら「桃源郷」と思うかもしれません。過去、タバコ栽培などで富を得た客家の人達が強固な土楼を築いたそうです。豊かな暮らしになるまでは数々の苦難があったと思います。現在土楼に住んでいる人は少なく、若い人達は都会に出稼ぎに出かけて村には子供と年配の人しかいません。でもこれ以上はないのではないかと思うくらい平穏な風景でした。

土楼の中で一番小さいという如昇楼。
如昇楼
内部は木製です。
如昇楼
如昇楼内の猫。
如昇楼 の猫
中には鶏が放し飼いになっていたのですが、猫は見向きもしません。襲わないように躾けられてるのでしょうか。
道端の犬。
道端の犬
収穫か何かの時に神様を御祭りする祠だと思うのですが、犬が寝ていました。
祠の犬

土楼観光が終わり、また車で3時間くらいかけてアモイに戻ってきました。
ホテル近くの食堂で牛肉麺を食べました。
牛肉麺
その後、ホテル近くのお茶屋さんでお茶を試飲したらメチャ美味しかったです。福建省といえばウーロン茶ですよね。
お茶屋さんのおばさんと片言の北京語と筆談でお話をしました。「学校に行ってないので・・」というおばさんは漢字があまり書けないそうですが、丁度おばさんの子供が次々と学校から帰ってきたこともあり、「2男2女」がいること、上の子は18歳になることなどを聞きました。
自分の北京語が通じたことと、相手が話していることが聞き取れたと感じたのは今回の旅でここが初めてでした。
鉄観音茶をたくさん買ったためか、高いお茶を試飲させてくれたり、お茶うけにピーナッツを出してくれてこのままいたら夕食まで出てくるのではないかと思うくらいだったので、頃合を見て失礼しました。

かなりブレてしまいましたが、お茶屋さんの猫です。
お茶屋さんの猫

おばさんの所で買ったお茶を今毎日飲んでます。ウーロン茶て美味しいものだったのですね。(←遅い)

「アモイの旅3 コロンス島」に続きます。

category: 旅行

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