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ぐうの日常

香港映画俳優トニー・レオン梁朝偉を地味に応援する管理人ぐうの、日常のつぶやきです。  画像の無断転載は禁止です。

「ホウ・シャオシェンのレッドバルーン」「881 歌え!パパイヤ」 

 

今日は映画を2本観ました。
「ホウ・シャオシェンのレッドバルーン」「881 歌え!パパイヤ」。

結論から先に言うと両方とも「観てよかった!」としみじみと思える映画でありました。

「ホウ・シャオシェンのレッドバルーン」ポスター
まずはシネマート六本木にて「ホウ・シャオシェンのレッドバルーン」11:15より。

上映前になんと「悲情城市」の予告編がスクリーンで流れました!!どうやら「悲情城市」が日本で公開になる時に作成された予告編のようで、保存状態が良くてフィルムの色も綺麗でした。もうこれだけでも「来て良かった・・・」と感動しました。
この予告編が流れていた時、私の席の後ろのご婦人二人組の片方がもう一方に「あれ、トニー・レオンじゃない?顔が同じよ」と囁いていました。最後に登場人物の名前に「トニー・レオン」と出た時は「ほら、やっぱり。(今より)若いわねぇ」などと話していたのが嬉しかったような可笑しかったような心持ちでした。(いい映画なので是非観てください)
もう今回は「悲情城市」は観なくていいか、と思ってたのですが、あの音楽と映像が流れるといっきに胸が締め付けられるような気持ちになってきたのでやっぱ観た方がいいか・・と迷ってます。

前置きが長くなりましたが、「ホウ・シャオシェンのレッドバルーン」について。
「レッドバルーン」に捧げる映画として制作された映画とのことですが、少年と風船が主な話ではなく、フランスで暮らすフランス人の母と息子、その世話係りの中国人女学生のお話が中心で風船は添え物のような存在でした。(女学生は大学で映像関係を学んでいるらしく「レッドバルーン」の話が出てきます)
フランス人の母親は人形使いをしており、その関係で中国人の人形師に会いに行ったりと、異国の中に中国文化がさりげない形で出てきてホウ・シャオシェンらしい作品となっていました。
若い女性も中年の女性もキャミソール姿で肩を露出しているフランス人のファッションの中に、七分袖のカットソーをきちんと着て肌を隠しているソンという中国人女学生のファッションが好ましく感じられ、私の中にも控えめなアジア人の血が流れているなぁと実感しました。

最後の方、ちょっと寝てしまったのですが(ホウ監督ごめんなさい)、日常生活をこういう風にさりげなく描ける監督の作品が好きです。

映画のエンディングで流れてきた曲に吃驚!歌詞はフランス語になって曲調も少し変わっていましたが、「インファナル・アフェア」で流れていた「被遺忘的時光」でした。
元歌の「シェシェ・・・♪」と始まるイントロがこのエンディングでは「チンチン・・・♪(乾杯)」となっています。この曲を聴いて、「アジア人で良かった」「インファを観ていて良かった」と改めて思ったのでした。


そして渋谷に移動してユーロスペースにて「881 歌え!パパイヤ」14:15の回を観ました。
「881 歌え!パパイヤ」ポスター
シンガポール映画ということでちょっと「食わず嫌い」というか、どんなもんだろうと多少警戒していたのですが、観て見たらなんと香港映画のような明るいノリの映画でした。

シンガポールでは陰暦の7月にご先祖様の霊が帰ってくるとのことで、派手に歌を歌って霊を慰める行事があるそうです。
『この行事はハングリー・ゴースト・フェスティバルとも呼ばれ、香港、台湾、ベトナム、シンガポール、マレーシアなどの中国系住民の間では広く行なわれている』とのこと。
(映画公式サイトの「歌台(ゲータイ)」の説明文より)
http://www.881movie.com/info/getai/index.html
日本の盆踊りも、それがルーツなのでしょうね。日本の場合、歌よりも踊りがメインになっちゃったようで。

この映画はその行事で歌うパパイヤ・シスターズという女の子二人組が主人公です。
彼女たちの衣装がとにかく凄いです!「リトル小林幸子」と言うか、衣装に見とれ、歌に聞き惚れているうちに映画が進行してくという感じです。
脇を固める登場人物も変わっていて、二人を世話するあき竹城似のリンおばさん(衣装製作担当)、リンおばさんの息子でいつもニワトリを抱いている無口な青年(二人を会場まで送る運転手担当)、ご信託を述べる歌の女神(リンおばさんの双子の姉が亡くなって女神と化した)、パパイヤ・シスターズを邪魔するライバルのドリアン・シスターズなどなど、一癖も二癖もある人物ばかり。

パパイヤ・シスターズの一人は「歌手をしているので親から勘当」され、もう一人は「白血病」という、一見悲しい背景があるにも拘わらず、とにかく歌が「暗い現実を笑い飛ばそう」と思えるような明るい歌ばかりなので、深刻さは感じられないのです。
登場人物の言葉は福建語?らしいのですが、4月から中国語を習い始めた私でも聞き取れる北京語と同じ発音の言葉もあり、「福建語と北京語は似てるのかな?」と思えました。そもそもあまり聞き取れるレベルにないので比較のしようがないのですが・・・。

香港名物と思っていた「打小人」が何故か出てきて、最初広東語で呪っていたのですが、「広東語だと相手に通じないだろう」と「北京語」になり、それも通じないだろうと、最後は英語で呪ってました。(どうやらライバルのドリアン・シスターズはあまり中国語ができないらしく英語でよく話しているのです)
多言語を操る中華人らしいエピソードというかなんというか。

映画の最後の方は「爆笑のバトルありの映画と、はたして同じ映画なのか?」と思えるほど深刻な場面もありましたが、ラストが胸に沁みました。
とにかく出てくる歌の歌詞が好きになってしまい、できれば自分も覚えて歌いたい、と思える歌が一杯でした。(映画に出てくる車椅子の歌手は本当の歌台の歌手だそうで、彼が歌っていた曲も数多く映画の中で歌われているそうです。口ずさみたくなります・・・)


今日の立ち読み情報
「オトナファミ」9/26号
「オトナファミ」
「レッドクリフ」試写会応募ハガキ付き。関東は「CUT」と同じ10月6日(月)、よみうりホール。(「オトナファミ」は200組400名様なので当選数は「CUT」の25組50名様より多いです、応募総数はこちらが多いと思うので当たる確率はどちらが高いとは言えないかもしれませんが・・)
関西は10月14日(火)、厚生年金芸術ホール、25組50名様。

category: 映画

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コメント

 

私も見てきましたホウ監督作品。
水曜日には行けなかったのですが
わりと混んでました。
ラストの曲、v-410きゃでしたよね~

蓮 #T1LxwB1c | URL | 2008/08/23 09:35 | edit

そうなんです!

>水曜日には行けなかったのですが
わりと混んでました。

私が行った水曜日も結構人が入ってました。ホウ監督人気があるのね、嬉しいです。
(「パパイヤ」は私含めて5名でした(悲)。いい映画なので皆さん観てください~!)

>ラストの曲、きゃでしたよね~

きゃあ~でしたねぇ♪

ぐう #ex3yOCrA | URL | 2008/08/23 21:53 | edit

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