三週間限定だから早めに行かなくちゃ、と昨日観てきました。

「ドッグ・バイト・ドッグ」
最近暴力シーンのある映画を観る機会が多い気がする。以前「HERO英雄」を初めて観た時は人(後から思えばそれはトニーだったのだけど)が何度もグザグサ刺されるシーンに疲れて、帰宅してから寝てしまったりしたのに。いつまで経っても暴力シーンは慣れないんだけどなぁ。
生き残るために暴力の限りを尽くす男たち。その残虐ぶりが半端じゃないのだが、却って潔く見えたりもするから不思議だ。
エジの犯行に影響されて刑事たちの理性が狂っていく様は「消えた天使」に通じるものがあった。
この映画でのサム・リーの変貌ぶりは凄い。まさに「こう来たか!」と思ってしまった。
たたこの映画のラストシーンはちょっと納得できなかった。監督が男性だからだろうか。女性としては「あれでは感染症が・・」とリアルな心配をしてしまい映画に入り込めなかった。
せめて、彼女にはお金を持たせて病院に行かせて・・・と言う結末にしてほしかった。
暴力は破壊するのみで、何も生み出さない。それがただ生き残る為だとしても。
その暴力の対極にあるものが「母性」だと思えるのだが。
中国映画の全貌にて。
「パープル・バタフライ」
リウ・イエ出演映画と言う事で、観てみたかった映画。チャン・ツィイー、仲村トオルが出演していると言うのは知っていたが、リー・ビンビンも出ていたのね。
何か冒頭から「はて?」と言うシーンだった。鉄道の踏み切り越しに仲村トオルとツィイーが見つめ合い、その後仲村トオルの部屋らしき場所で二人がお茶を飲んでいる。
二人は今出会ったばかり?と思う間もなく、いつの間にか恋人同士になっている。
あんまり説明と言うかナレーションと言うか「会話」がないのだ。どこでどう誘ってどう惹かれて仲良くなったの?それとも美男美女の間には言葉は要らないのか。
(ツィイーは女スパイでしょ、と思われるかもしれないが、この時点ではまだスパイじゃないし、二人はただの恋人同士・・だよね?)
そのくせリウ・イエやチャン・ツィイーの表情を長回しで撮影したりしていて、監督は何が言いたいのかよくわからない。
ツィイーは結局誰が一番好きだったんだろう。
監督が言葉が要らないと思ってるシーンに私が同調できないと思うと言う事はたぶん自分は波長が合わないんだろうなぁ。
仲村トオル自体もファンの方には申し訳ないが、あまり好きではないと言うか、どこか「いつも格好いい役しかやらない俳優」としか思えない。
彼のボソボソッとしたあまり口を開けない喋り方の中国語はどれくらい通じているのだろう、と余計な心配をしたくなる。
ラストもなんか唐突な終わり方でした。
「時代に翻弄された人々」を描きたかったのかな・・。
「パプル・バタフライ」は1930年代が舞台とのことですが、1940年代が舞台のアン・リー監督の「色・戒」はちゃんと感情移入できるお話になってますよう。
先ほどワイズポリシーさんのブログを見たら「色・戒」の香港・シンガポール版ポスターが出ていましたよ。
US版もいいけど、トニーの顔が斜め向きながら、よく見えるこの方がいいなぁ。
(タン・ウェイは同じ写真なのね)
ワイズポリシーさんブログ
http://blog-wisepolicy.st-margarets.main.jp/

「ドッグ・バイト・ドッグ」
最近暴力シーンのある映画を観る機会が多い気がする。以前「HERO英雄」を初めて観た時は人(後から思えばそれはトニーだったのだけど)が何度もグザグサ刺されるシーンに疲れて、帰宅してから寝てしまったりしたのに。いつまで経っても暴力シーンは慣れないんだけどなぁ。
生き残るために暴力の限りを尽くす男たち。その残虐ぶりが半端じゃないのだが、却って潔く見えたりもするから不思議だ。
エジの犯行に影響されて刑事たちの理性が狂っていく様は「消えた天使」に通じるものがあった。
この映画でのサム・リーの変貌ぶりは凄い。まさに「こう来たか!」と思ってしまった。
たたこの映画のラストシーンはちょっと納得できなかった。監督が男性だからだろうか。女性としては「あれでは感染症が・・」とリアルな心配をしてしまい映画に入り込めなかった。
せめて、彼女にはお金を持たせて病院に行かせて・・・と言う結末にしてほしかった。
暴力は破壊するのみで、何も生み出さない。それがただ生き残る為だとしても。
その暴力の対極にあるものが「母性」だと思えるのだが。
中国映画の全貌にて。
「パープル・バタフライ」
リウ・イエ出演映画と言う事で、観てみたかった映画。チャン・ツィイー、仲村トオルが出演していると言うのは知っていたが、リー・ビンビンも出ていたのね。
何か冒頭から「はて?」と言うシーンだった。鉄道の踏み切り越しに仲村トオルとツィイーが見つめ合い、その後仲村トオルの部屋らしき場所で二人がお茶を飲んでいる。
二人は今出会ったばかり?と思う間もなく、いつの間にか恋人同士になっている。
あんまり説明と言うかナレーションと言うか「会話」がないのだ。どこでどう誘ってどう惹かれて仲良くなったの?それとも美男美女の間には言葉は要らないのか。
(ツィイーは女スパイでしょ、と思われるかもしれないが、この時点ではまだスパイじゃないし、二人はただの恋人同士・・だよね?)
そのくせリウ・イエやチャン・ツィイーの表情を長回しで撮影したりしていて、監督は何が言いたいのかよくわからない。
ツィイーは結局誰が一番好きだったんだろう。
監督が言葉が要らないと思ってるシーンに私が同調できないと思うと言う事はたぶん自分は波長が合わないんだろうなぁ。
仲村トオル自体もファンの方には申し訳ないが、あまり好きではないと言うか、どこか「いつも格好いい役しかやらない俳優」としか思えない。
彼のボソボソッとしたあまり口を開けない喋り方の中国語はどれくらい通じているのだろう、と余計な心配をしたくなる。
ラストもなんか唐突な終わり方でした。
「時代に翻弄された人々」を描きたかったのかな・・。
「パプル・バタフライ」は1930年代が舞台とのことですが、1940年代が舞台のアン・リー監督の「色・戒」はちゃんと感情移入できるお話になってますよう。
先ほどワイズポリシーさんのブログを見たら「色・戒」の香港・シンガポール版ポスターが出ていましたよ。
US版もいいけど、トニーの顔が斜め向きながら、よく見えるこの方がいいなぁ。
(タン・ウェイは同じ写真なのね)
ワイズポリシーさんブログ
http://blog-wisepolicy.st-margarets.main.jp/
最終更新日 : -0001-11-30
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2007/08/17 07:51 ブログで情報収集!Blog-Headline/enjoy