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ぐうの日常

香港映画俳優トニー・レオン梁朝偉を地味に応援する管理人ぐうの、日常のつぶやきです。  画像の無断転載は禁止です。

「幸せの絆」「消えた天使」 

 

8月7日(火)、この日なら朝早く出かけられる!という事で銀座シネパトスで9時50分モーニングショーの「幸せの絆」を観に行きました。
「幸せの絆」ポスター


いやぁ主演の「小花」、可愛かったなぁ。
どうもこの村には二人以上の兄弟がいる家があるのだけど「一人っ子政索」はどうなっているんだろう。まだその政索ができる前の昔の話かな。
家のお舅さんが7歳の孤児・小花を引き取ってきて、そりゃあ不妊症に悩むお嫁さんとしては不機嫌な態度をとってしまうのはしょうがないよね。

小花の優しさ、健気さにほだされていく息子夫婦の心の変化の描写が良かったと思う。小花そのものが「天からの授かりもの」と思えるようになっていく、こんな考え方ができれば人生は、世界はもっと広がるだろう。お爺さん、小花の演技はもちろん素晴らしい。

ただ、一箇所演出として「わざとらしさ」を感じる部分があったのは私の心がねじくれているからだろうな。(大雨の中、小花がお爺さんを探しに行くところ)
もっと淡々と描いても十分心を打つものがあると思うのに。

その後、折角銀座に来てるからと11時45分からのスバル座「消えた天使」上映へ。スバル座への道を迷いながらなんとか本編上映に滑り込み。

「消えた天使」ポスター


しかし、人間の暖かい心に触れる映画を観た後、人間の怖さに震え上がる映画を観るなんて、こんな悪趣味な二本立てを組んだのは日本で私だけじゃあるまいか。

「消えた天使」はアンドリュー・ラウ監督の「ハリウッド第一作」映画。
監督名を予め聞いていなければわからないくらい「羊たちの沈黙」に匹敵する心理サスペンスもののハリウッド映画として完成していました。
(怖がりの人には苦手な映画かも・・映画観ながら『監督ぅ、怖すぎ!』と心の中で叫んでました)

主人公のリチャード・ギアは過去に性犯罪者を起こした者を保護監察する役人。新聞に新たな性犯罪や誘拐事件が起これば、自分が監察している対象者の中に犯人がいるのではと疑い、必要な場合は警察に連絡をする。
ご存知の方も多いと思うが、合衆国では過去に性犯罪を起こした者は居住してる場所・氏名を常に情報公開されているし、監察官に知らせることなく勝手に転居することは違法となる。

「深淵を覗き込む時、深淵も向こうからこちらを覗いている」

この言葉の出自がどこかは知らないがパトリシア・コーンウェル著「検死官」シリーズを読んでいた時、主人公の検死官ケイ・スカーペッタがあまりに凶悪な犯人を捜査している時、相手の邪悪さに自分が引き込まれないよう教会にお祈りに行くシーンが印象的だった。

犯人の心理分析をしているうちに自分が相手に無意識に共感していく。もしくは自分の中に眠る邪悪な部分が犯人へと惹かれて行くのか。
犯罪者と言う強烈な「個」に影響されないためには自分の立ち位置を常に確認する必要があるだろう。

犯罪者に荒々しく暴行するリチャード・ギアを見ていると、「傷だらけの男たち」の中でライ・サンワーに暴行していたヘイの姿と重なっていく。

「消えた天使」は「インファナル・アフェア」と「傷だらけの男たち」の間に撮られたそうだ。
アンドリュー・ラウ監督はリチャード・ギアの演技を見ながら、凶悪犯罪の犯人を追いつつ、自分の復讐の計画を密かに練る主人公を構想していたのだろうか。リチャード・ギアの役を香港俳優にやらせるのなら誰がいいか、とか。


香港映画に比べると、「因果応報」と言う仏教概念を持たないハリウッド映画の方が救いがない。


ところで今日有楽町の「客家」の前を通ったら、あのツタの絡まっていたビル自体が取り壊されていました。時間があったら久しぶりに「客家」の老麺を食べたいと思っていたのに。
お店のHPhttp://www.ginzatact.co.jp/kucha/wo
を見ると「移転のお知らせ」が出ていました。まだ移転先は載ってませんが、お店自体がなくなった訳ではないと知り、一安心。


「傷だらけの男たち」情報。
報告遅すぎですが、こちらでも一応お知らせ。
nancixさんのBBSより、「MOVIE STAR」にトニー来日舞台挨拶の記事あり、とのこと。(たぶん映画サイトのNEWSと同じ写真ですが、白黒写真が載ってます)

category: 映画

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コメント

 

やっぱり・・

R-12よりR-15のほうがすごいってことですね。
私は見れないかもしれません・・・
(心臓がもたない・・・)
先に聞けてよかったです。
それにしてもぐうさん、すっごく映画をごらんに
なってるんですね!なんか、その行動力というか
機動力と言うかうらやましいです。(^▽^)

ドンチャ #C04vCiTU | URL | 2007/08/08 23:59 | edit

ドンチャさん、怖いですよ~。と脅してどうする・・。

ちょっと猟奇的なシーンもあります。サイコサスペンスとしては普通かもしれませんが、普段そういう映画をわざわざ観る訳ではない人間にとってはきついかも。

それにしてもあの監督が・・こんな映画を・・と何故かアンドリュー・ラウ監督の顔を浮かべながら観ていたのでした。

そんなに沢山映画観てないですよ~。もっと観たいけど、グレちゃんには敵わない。(笑)

ぐう #ex3yOCrA | URL | 2007/08/09 00:16 | edit

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