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ぐうの日常

香港映画俳優トニー・レオン梁朝偉を地味に応援する管理人ぐうの、日常のつぶやきです。  画像の無断転載は禁止です。

「孔雀ー我が家の風景」を観た 

 

2月24日(土)渋谷QーAXシネマにて「孔雀ー我が家の風景」を観ました。
孔雀ポスター


文化革命後のある家族の生活を描いた物語。

脳障害を持った兄にかかりきりになる父と母。
両親の愛情を兄に盗られた思いで、屈折していく妹と弟。

妹は母親が探してきた保育士の仕事に馴染めず、ある日空から降りてきた落下傘部隊の男性隊員にひとめ惚れをして落下傘部隊に入隊を志願する。
母親のお金を盗んでまで入隊のための賄賂を工面するが、隊員に選ばれることはなかった。

自惚れが強く夢見がちな妹。(その割りには現実的でなげやりな部分も・・)
その弟で、姉を優しく見守りながらも内気で繊細な弟。

障害を持つ兄に振り回されるため憎悪を感じ、殺意さえ抱いてしまう二人。それは空想の世界での一種の儀式だったのかもしれないが、それを母に見抜かれてしまい、母親は兄を自立させるべく結婚相手を探してくる。

一見一番将来が危ういと思われた兄がお嫁さんと屋台の商売を始め、堅実な生活を送るようになる反面、妹と弟は不安定な生活へと追い込まれていく。

ラスト近くで妹が街中で声をかける男性が誰かわからず(私は昔からの知り合いのチンピラと思ったのだが、一緒に観た友人は落下傘部隊の初恋の相手ではないかと言う)、相手がどちらかによって映画のラストの印象がかなり違ってくるのだが・・。

子供達は本当は両親の愛情を受けたかった。文革後の生活に追われる両親は厳しいばかりで優しい言葉をかけるでもない。そこに親子の断絶が生まれたのかもしれない。

冬のための燃料を家族総出で作っているシーンは「胡同のひまわり」でも見かけた風景で懐かしかった。(「胡同のひまわり」では下放政索で地方に行かされる父親が妻と息子が困らないよう、その冬の燃料作りを黙々とこなしていた)急に降り出した雨に、急いで燃料を守ろうとする母親とどこか他人事のように振舞う妹。
世代の感じ方の違いを表している一コマだ。

エキセントリックな役のためか、ポスト・チャン・ツィイーと言われているヒロイン・チャン・チンチューがそれほど魅力的に見えなかったのが残念。
監督のクー・チャンウェイは「さらば、わが愛/覇王別姫」や「太陽の少年」「鬼が来た!」など多数の名作の撮影監督を務めている。

ただ「ジャスミンの花開く」でも思ったが、名作の撮影監督が同時に良い監督であるとは限らない。
辛口かもしれないけども。
せつない映画に仕上がっていることは間違いないが、どこか好きになりきれない部分が残るのだ。


話変わって、私としたことが(?)チェン・ボーリン主演のTBSドラマが明日だとは思ってませんでした!日付ではもう今日!
何故かもっと先だと思ってました・・。

2月25日(日)午後2:00~3:24 TBS 放送
「たった一度の雪 SAPPORO・1972年」


皆様、お見逃しなく!・・て告知遅っ!!

category: 映画

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