ぐうの日常

香港映画俳優トニー・レオン梁朝偉を地味に応援する管理人ぐうの、日常のつぶやきです。  画像の無断転載は禁止です。

友人らと・2 

 

7月4日(火)夜、トニーさんのご友人の微博にUPされた画像です。

トニーさん&ご友人

まだ次回作の撮影が始まらないのか、ご友人と楽しく過ごされている模様です。
いっそ、暑い夏が過ぎてからの撮影になればいいのに・・・なんて内心思っていたりして。


本日7月5日(火)岩波ホールにてカンボジア映画「シアター・プノンペン」を観てきました。

「シアター・プノンペン」

映画のお話は、とある女子大生が夜ナンパのバイクから逃れるために入った廃墟のような映画館で、美しい映画が上映されているのを観ることから始まります。映画で主演している女優が若い頃の母の姿だと気づき、映画の最後の部分がない為、最後のリール(映画の原題は「最後のリール」です)を製作し、心を病んでいる母に観せて元気づけようというのが彼女の映画製作の動機となるのでした。

過去のクメール・ルージュ(ポル・ポト派)の虐殺を下敷きにしているものの、映画には悲惨なシーンは一切登場しません。
しかし人々の口から語られる話が伏線となり、映画のラストで、粛清された当時の俳優らのブロマイドがいくつも映し出された時は、胸にこみ上げてくるものを抑えることができませんでした。

映画の中では被害者であった者が実は加害者であった、という事実が判明し、現在の複雑なカンボジアの社会を垣間見たような気がしました。
映画の中で「判明した真実が自分の意に沿わないものでも、自分で新しい結末を作り出せばいい。これはあなたの映画なのだから」という台詞は、監督の、カンボジアの若者への、虐殺の歴史は消せなくても未来は新しく作り出せるというメッセージだと感じられました。

「シアター・プノンペン」は2014年の東京国際映画祭で「遺されたフィルム」という邦題で上映されました。


本日イランのアッバス・キアロスタミ監督が亡くなられたとのニュースが入ってきました。
初めて観た監督の「友だちのうちはどこ?」は衝撃的でした。文化や習慣や話す言葉が違っても、人間の心に生まれる感情の美しさは同じということを感じた映画でした。
「風が吹くまま」は映画の最初から最後まで、主人公の顔が一回も映らないという演出に驚きました。
最近の、「トスカーナの贋作」も良かったし、日本で撮影した「ライク・サムワン・イン・ラブ」では、監督は日本人ではないのに、何故日本人の孤独がわかるのだろうと不思議でした。
76歳とのことで、まだまだ映画製作の予定もあったのではないかと思われ、残念です。惜しい方をなくしました。
心からご冥福をお祈りします。

イランの名匠アッバス・キアロスタミ監督、死去 日本でも撮影(シネマトゥディ)
http://www.cinematoday.jp/page/N0084306

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category: トニー・レオン

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コメント

 

一服の...

清涼剤、
お写真
ありがとうございました。
くつろいでいらして、
なによりです..

桜桃の味
の監督が亡くなられたのですね。
まだお若かったことに、
驚きました。
その作品には
冒頭から引き込まれ、
暗闇の中の光を
心に刻みました。

岩波ホール
行ってまいりますね。


Benica #- | URL | 2016/07/06 11:44 | edit

Benicaさん、ありがとうございます。
そうですね、トニーさん、ゆっくりとくつろげて何よりですね。
どうしても待ってるファンの身としては、早く映画に出てくれ~って思ってしまうのですが(笑)、前回の作品の撮影が終わってまだ二か月経ってないのですものね。

キアロスタミ監督の「桜桃の味」、私未見なのです・・・。
昨日から監督の作品が観たくて仕方がなくなっています。
どこかで追悼上映をしてくださることを願っています。

岩波ホールに行かれるとのこと、嬉しいです。

ぐう #ex3yOCrA | URL | 2016/07/07 00:57 | edit

岩波ホールに

7月7日、
行ってまいりました。
映画上映後は、
岩波館長の司会による、
トークショーまで
ありました。

ヒロインの力強さに
牽引され、
見終えたという感じです。
ラストが、
永く余韻の残る
名作だと思います。
ぐう様の前説がなければ、
身構えてしまって
観ない映画...
ほんとうに、
ありがとうございました。

Benica #- | URL | 2016/07/17 22:43 | edit

Benicaさん、「シアター・プノンペン」ご覧になられたのですね。
お疲れ様でした。
館長のトークショー聞きたかったです。

私自身も、カンボジアというとアンコールワットの遺跡を連想して虐殺のことを思い出さなくなっています。
虐殺の記憶を風化させることなく映画にした監督の勇気に感謝、
こういう映画に光を当ててくれる岩波ホールさんにも感謝です。

ぐう #ex3yOCrA | URL | 2016/07/18 23:28 | edit

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