ぐうの日常

香港映画俳優トニー・レオン梁朝偉を地味に応援する管理人ぐうの、日常のつぶやきです。  画像の無断転載は禁止です。

2016年4月香港 「特工爺爺」「暗色天堂」 

 

金像奨レッドカーペット明けの4月4日(月)、「特工爺爺」と「暗色天堂」を香港の劇場で観てきました。

「特工爺爺」

「特工爺爺」

認知症を患っている元軍人のサモ・ハン・キンポーと近所に住む小学生の女の子、お互い家族に見放されている二人が心を通わせる日々。
しかし女の子のどうしようもないチンピラの父親(アンディ・ラウ)が起こしたトラブルによって、女の子とその父親アンディに危機が迫るー。
「激戦」は、格闘技よりも実はヒューマンドラマがメイン、「特工爺爺」もカンフーよりも実はヒューマンドラマがメイン。
認知症でも、体で覚えたことは忘れていないサモ・ハン・キンポー、朝起きると黙々と布団をきっちりたたむ様は、軍隊で覚えた習慣。昔は偉大な軍人だったことを思うと切なくなる。
カメオ出演にユン・ピョウ、フー・ジュン、エディ・ポン、ツイ・ハーク監督という豪華さはサモ・ハンの映画ならでは。
チンピラのアンディがめちゃセクシー。最後は切なくて泣ける。日本で公開して日本の観客も泣かせてほしい。

「暗色天堂」

「暗色天堂」 「暗色天堂」2

あるお屋敷での夜のパーティで5年ぶりに再会した二人。一人は真珠のネックレスに白いワンピースをまとい自信に包まれたような美しい夫人・カリーナ・ラムと、もう一人は直前まで猥談?らしきものに花を咲かせていたやさぐれた雰囲気の牧師、ジャッキー・チュン。
部屋で二人きりになった途端、二人の確執があらわとなる。
「5年前のあの日の事を貴方は覚えてないの?」
5年前のあの日、一体二人に何があったのか?

観終わるまで知らなかったが、映画の元になったお話は舞台劇「法吻」を映画版に編集したものらしい。
映画はカリーナ・ラムとジャッキー・チュン二人の登場シーンがほとんどを占める心理劇である。
映画には「水」、「ワイン」、「泉」というキリスト教を連想するようなアイテムが登場し、キリスト教が二人を結び付けている根幹であることを示しているが、実はこれは宗教の話ではなく男と女の話であるし、純粋さということが時には凶器となるという例のお話であるし、あるいは悲劇で、あるいは喜劇かもしれない。

ラストでは、最初登場した二人の人格が全く変わってしまったかのようになってしまうが、映画ではどちらが正義とも悪とも判定していない。
観る立場によって、あるいは性別によって、あるいは一回目に観た時、二回目に観た時にまた印象が変わる映画と思う。
ジャッキー・チュンの弁護士役にアンソニー・ウォンが出演している。

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