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ぐうの日常

香港映画俳優トニー・レオン梁朝偉を地味に応援する管理人ぐうの、日常のつぶやきです。  画像の無断転載は禁止です。

台湾旅行三日目・朝の一悶着 

 

少し話を遡ります。
台湾で泊まったTホテル。最初二人部屋と言うことでチェックインしたらダブルベッドでした。

私も夫もダブルベッドは好きじゃない。夜中に相手の寝返りで何度も目が覚めてしまうし、ベッドもそれほど大きくないし。Tホテルは自分達で予約したのではなくAさんが予約していてくれたので、最初の日はそのまま寝ることに。

二日目の朝、ホテルのフロントで「エクストラベッドを入れてもらえませんか?」とお願いした。(←仲の悪い夫婦みたいヤン・・)
「エクストラベッドを入れるのと、三人部屋とあまり差額が変わりませんので部屋を別の部屋に替えられますが?」とのこと。

どうやらダブルベッドとシングルベッドが一つずつある部屋が空いているらしい。もちろん部屋の差額分は支払わなければならないが、エクストラベッドの代金を払うよりもその方が安いらしい。
「あっでも荷物を部屋に置いたままなんです」(丁度観光に出かけるところだった)
「こちらで荷物を移動させておきますよ」
「それじゃ、お願いします」
と言う事でお願いして、九份に出かけたのでした。

そして夜九份・基隆から戻ったとき大事なことを思い出したのだ。
「あのう、前の部屋のセキリティボックスにカードと現金を入れたままだったのですが・・」とフロントに言ってみると、
「もう前の部屋には新しい方が宿泊されています」と言うことで、今セキュリティボックスは見られません、とのこと。

えー・・それは・・。もう夜中だし、じゃ明日の朝に、とフロントを後にしたのですがなんとなく嫌な予感・・。
ここまでが二日目までのあらすじ。

そして三日目の朝、朝食を取りに一階に下りてきた時、フロントに寄ってみるとまだ前の部屋のお客さんはチェックアウトしていないとのこと。

朝食を取って戻ると、昨朝部屋の移動を受けてくれた従業員のお姉さんがフロントにいた。
セキリティボックスに荷物を入れたままだと言うと
「昨日部屋の荷物を移動させた時、セキリティボックスを開けましたが何も入ってませんでしたよ
「えっ!?何も入ってなかった?赤いポーチと黒いポーチを入れてたんですけど」
ちょっと考えるようにして再度フロントのお姉さん、
ええ。入っていませんでした」とけろっとした感じで言うのである。

確かに入れたはずなのに・・部屋に帰って念のためスーツケースの中を見るがそんなに大きくないスーツケース、捜索はすぐ終わった。
セキリティボックスに入れていたのは
黒いポーチ・・夫の日本円の現金・クレジットカード・某銀行のキャッシュカード
赤いポーチ・・私の日本円の現金
パスポートは幸い入れずに自分たちで持ち歩いていた。

皆さんもご存知と思うが、セキリティボックスは3桁の番号を自分で入力して鍵を掛ける金庫。3桁の番号は宿泊客しか知らないことになっているので掃除の人やサービスの人が部屋に入っても盗まれないから安心、と言うことになっている。でも宿泊客が出た後は、たぶんキーを解除するパスワードがあるので解除して扉を開けることが出来るのだろう。

そのパスワードを知っていて部屋に出入りできる他の従業員がいたら?
実は従業員のお姉さんはセキリティボックスを解除したものの、中をよく見ずに新しいお客さんを入れて、そのお客さんが中身を盗ってしまっていたら?
こうしている間にもクレジットカードが悪者の手に渡っているのではないか・・と想像してしまう。日本のカード会社に電話してカードを停止した方がいいのか、とも思ったがまだセキリティボックスの中身を確認しないことには早すぎるようにも思った。

夫はホテルのマネージャーの所へ行き、ことの顛末を説明してセキュリティボックスの中を見せてくれ、と言ったが「まだお客さんが宿泊している」「従業員がないと言ったのだから、ない」の一点張りだと戻ってきた。

今日出かけるのに、ロビー待ち合わせの午前10時が迫っていた。
仕方がないのでロビーに行き、皆に状況を説明して、とりあえず出発を遅らせることにして各々の部屋に戻ってもらうことにした。
「変なことになっちゃってごめんね」
「パスポートは入れてたんですか?」と心配してくれている。
「それは携帯していたの」と言うと一様にほっとした表情。
そうなのだ、不幸中の幸い。
最悪、現金は諦める。でもカードが・・。

Aさんと相談し、Aさんもホテルのマネージャーに掛け合ってくれたが同じ答えだったらしい。
Aさんが「知世ちゃんに電話してみる」と言う。実は今日は知世ちゃんは5連休中なのだが「じゃんけんに負けて」会社に休日出勤していたのだ。

「えっ仕事中なのに、いいの?」と言ったが、それしか手はもうない。
Aさんも中国語はできないし、知世ちゃんに電話で事情を説明して、ホテルに掛け合ってもらうしかないのだ。(ここまでの交渉は日本語でしていた。ホテルの従業員・マネージャーは日本語はできるものの、カタコトで込み入った話は難しい)

結果の電話を待っていると、やはりマネージャーの答えは「ないの一点張り」だったとのことで「警察を呼ぶことにした」とのこと。

あまりの対応に夫は荷物をスーツケースに詰め始め、
「こんなホテルに居たくない。チェックアウトする」と言う。もう荷物が出てくる、出てこないの話ではなく「信用できないから嫌」なのだ。

夫はとにかく言い出したら聞かないし、私もホテルの対応に腹が立つしで、Aさんには申し訳ないが自分も荷物を詰め、スーツケースを引っ張りながら一階のフロントにチェックアウトを告げに行った。


すると先ほどまで「何もなかった」と言っていた従業員のお姉さんがフロントで
「ありました!」とけろっとした笑顔で言うではないか。
「えっ!?あった?」と
夫と私はスーツケースをゴロゴロ引っ張りながら前の部屋に直行。

部屋の前にはホテルのマネージャーとAさんと警察官が立っていた。

本物の警察官だ!思わずテンションが上がってしまい、物凄くデジカメで写真を撮りたくなったが、自分達の為に来てくれたのに不謹慎この上ないので・・。台湾の警察官はベージュっぽい制服で、香港のそれとはまた違った趣き。知らなければ警察官の服とはわからない。

部屋のドアが開いていて、招き入れられ入るとスーツを着たインド系の中年ぽいカップルが吃驚したように立っていたが、そこには紛れもなく夫と私のポーチが!!
インド系の男性は手振りでお札を数える仕草をしている。「中身があるか確認してくれ」と言うことらしい。
枚数を数え、「サンキュー、サンキュー」と男性とその奥さん両方と握手した。
今回の事件に巻き込まれた最大の被害者であろう、お騒がせしました。

警察官は無線で何やら喋って帰っていった。(たぶん紛失物はありましたとか言ってるんだろう・・)
マネージャーの顔はもう見たくない、と思ったが後ろの方で「すみませんでした・・」と言うような声がした。
Aさんも「ないと言ったのに警察が来たらすぐ出てくるんだから」とあきれている。
今までの緊張が解けて、へなへなとその場に脱力して座り込みたい気分だ。

スーツケースをゴロゴロ引っ張ってる私達にAさんが
「・・もういいんじゃないですか?(チェックアウトしないで)このホテルで」と声を掛けてくれた。

うん・・もうどうでもいいや。元はと言えばセキリティボックスのことを失念して部屋を替わってしまった私達にも落ち度はあるし。
外国なのに(日本でも気をつけるにこしたことはないのだが)、Aさんが予約してくれたホテル、と言うことでどこか安心感と言うか気の緩みがあったことは否定できない。何より他の方々も待たせてしまっているし、ここでまだホテルを替える!と言うと観光する時間が減って、皆さんに迷惑をかけてしまう。

部屋に戻って荷物を置き、結局午前10時半出発となった。

皆は結果を聞いて安心しつつもやはりどこか呆れた様子だった。
「お騒がせしてすみませんでした」

自分達が中国語ができないからこんな騒ぎになったのかな、とも思ったがよく考えれば知世ちゃんが電話で直接ホテルと交渉してくれたのだから、言葉の問題と言う訳でもなかっただろう。

その日の夜、部屋に帰ると「からすみ」とフルーツが置いてあり、マネージャーからの手紙「従業員の言い分ばかり信じてしまい、チェックを怠ってすみませんでした」と言うような文章が、たどたどしい日本語で書いてあった。
(ちなみに他のメンバーの部屋にもフルーツが置いてあったらしい)

マネージャーに確認した訳ではないが、ことの顛末としては、フロントのお姉さんがセキリティボックスを解除せずに次のお客さんを部屋に入れてしまい、次のお客さんはセキリティボックスを使用しなかったので、その存在すら関知していなかったのではないかと思う。

もし使用したいと思っていれば扉が開かない、開いていたとしても見知らぬ物が入っている等、フロントに問い合わせしそうだからその時点で発見されただろう。

フロントのお姉さんが本当に勘違いしていたのか、事を大きくしたくなかったからとりあえず次の客がチェックアウトしてくれるのを待っていたのかは結局わからなかった。(結果、事は最大に大きくなってしまった訳で・・)

まぁ、結果は何事もなく無事で良かったし、私的には「ブログのネタができた」ので。
以上、今回宿泊したホテルが匿名なワケの顛末でした。
また文章長っっ!!

台湾旅行三日目・故宮博物院に続きます。(まだ続くんかい・・)

category: 旅行

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コメント

 

災難でしたね。ううっ。
無事に戻ってよかったです
インド系のご夫妻」がいい人だってから
無事だったけど・・・

フロントから部屋に電話して、見に行くとか、してもらえないものだったのでしょかねえ(とほほ)

なんだかこういう時って、強く出たほうが
勝ち、みたいな感じがするのは、私がおばちゃんだからかしら(汗)?

多謝。 #SO3OMlUc | URL | 2006/10/21 09:17 | edit

フルーツで思い出しました。私が香港に行ったときもカードキーのトラブルがあったときフルーツをいただきました。バナナが硬かった・・・

それはさておき
大変な思いをなさいましたね。モノが出てきて本当によかったですね。
強く出た方が勝ちって確かにあるよね・・・

全編通じてぐうさんの日本人らしい配慮が感じられます。

藍*ai #a2fnBRhM | URL | 2006/10/21 17:58 | edit

多謝。さん
>フロントから部屋に電話して、見に行くとか、してもらえないものだったのでしょかねえ(とほほ)

そうなんですよね。お客さんに迷惑かかると思ったのかもしれないけど、こっちもお客さんなんだから。

>なんだかこういう時って、強く出たほうが
勝ち、みたいな感じがするのは、私がおばちゃんだからかしら(汗)?

放遂のメンバーが同行していたら良かったのにな!

藍*aiさん

そーかお詫びにはフルーツなのね。ホテルの調理場に行けばあるしね。最後の晩にフルーツを頂いてしまったので、結局一つも食べずにまだ台湾に滞在する予定のAさんに翌朝全部差し上げました。(生の果物は日本に持って帰れないしね)

ぐう #ex3yOCrA | URL | 2006/10/22 00:10 | edit

おお~!波乱万丈な台湾旅行、大変でしたね。
でもホント、無事でよかったです。「これも面白体験!!」と思える・・・ことないか。(^^ゞ
(しかし警察官をアイドル視してしまうのって・・・トニーファンならでは、でしょうね)

台湾に香港に・・・今すぐ飛んでいきたいなぁ。当分海外旅行はムリそうですけどね。

美仔 #DyfuI.sw | URL | 2006/10/23 07:51 | edit

美仔さん、ありがとう。

>「これも面白体験!!」と思える・・・ことないか。(^^ゞ

心の中でブログのネタが一つできた~と思ってました。結局、何も盗られてなかったので本当に良かったです。

いろいろ心労続きの美仔さん、また旅行できるようになりますよう・・。(祈)

ぐう #XjZxsWQw | URL | 2006/10/23 20:29 | edit

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