ぐうの日常

香港映画俳優トニー・レオン梁朝偉を地味に応援する管理人ぐうの、日常のつぶやきです。  画像の無断転載は禁止です。

「桃さんのしあわせ」観ました 

 

本日公開初日「桃(タオ)さんのしあわせ」をル・シネマにて観てきました。

「桃さんのしあわせ」

午後1時15分からの二回目上映を観たのですが、ル・シネマの客層だからなのか、あんまり香港映画ファンの人はいなかったような・・・(スクリーンに突然チャップマン・トーが登場しても、誰もクスリともしないなんて!)。香港映画ファンは初回を観て、アジア映画の森のイベントに移動したのかな?
私もアジア映画の森に行きたかったけど、来週末からの東京国際映画祭参戦で、晩御飯が作れない日が沢山あるので自粛した。「オーム・シャンティ・オーム」観たかったな・・。

本日初回上映は満席、二回目上映も座席はほぼ一杯でした。
やっぱりアン・ホイ監督の作品はいいなー。
老いのお話を感傷的ではなく、淡々と、でも淡い中にも味わい深いスープのように、心に沁みるように描いている。

「最近、牛タンの料理がないね」という映画プロデューサーのロジャー(アンディ・ラウ)に、「身体に良くない!」と言っていたお手伝いの桃さんが、翌日の中華鍋に投入して調理していた大きな肉の塊は牛タン。
脳卒中で入院して、手にマヒがあるのをロジャーに隠して病院食を食べずに「食欲がないから」という桃さん。

知り合いに預かってもらっていた飼い猫に再会して、「自分の家では自由にしていていいけど、他所のお家ではいい子にするのよ」と声をかける桃さん。この言葉は、老人ホームに入っている自分自身に言い聞かせている言葉じゃないか。

これらのシーンに何も余計な説明はないけど、それぞれの登場人物の一つ一つの動きには意味があって、それがジーンと胸に沁みる。

この映画のアンディ・ラウは普段のアンディ・ラウに近いらしい。ということは彼はなんと誠実で控えめな人物であることか。
温かくてどこか懐かしいようなクリーム色の映像の色合い、撮影監督は誰かと思ったらユー・リクワイだった。
ジャ・ジャンンクー作品で有名な青っぽい、緑色っぽい色合いの映像は、ユー・リクワイのカラーかと決め付けていたけど(ジャ・ジャンクー作品の魅力の半分以上は撮影監督の彼のおかげだと私は思っている)、実は映画監督によってそれは違うものなのだと思った。(でも映像の美しさは変わりない)

余談ですが、老人ホームでよく300ドルを借りていたお調子者のお爺さんは、「大魔術師」の、トニーさんの魔術師のお師匠さんでジョウ・シュンの父親役を演じた秦沛さんではありませんか。
全然雰囲気違っていたので、エンドロールを観るまでわかりませんでしたよ。

ちなみにル・シネマでも「ASIAN POPS 100号」を売ってましたよー。


<今日の情報>
・「ABloom(エーブルーム)」Vol.16 2012年11月号

 「ABloom」Vol.16

 今日本屋さんで何気なく立ち読みしたら、上海映画祭のレッドカーペットの写真が載っていて、小さいけど一枚トニーさんが写っているのがありました。

・「聴く中国語」11月号
 
 「聴く中国語」11月号

 映画で学ぶ中国語のコーナーは「花の生涯 梅蘭芳」。あれ?何故か数年前の映画、いつも新作を取り上げることが多いのに。

 「聴く中国語」最新号目次
  http://long-net.com/index.php?mid=PublicationP&document_srl=39029

・10月20日(土)フジテレビ 午前6:00~8:30 「めざましどようび」トップ・オブ・ザ・ワールドのコーナーはマレーシア

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