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ぐうの日常

香港映画俳優トニー・レオン梁朝偉を地味に応援する管理人ぐうの、日常のつぶやきです。  画像の無断転載は禁止です。

2012夏・香港・「聴風者」 

 

香港にて8月16日(木)夜、8月18日(土)昼間の二回「聴風者」を観ました。

「聴風者」

701部隊に聴力の良い人物を必要としていた張學寧(ジョウ・シュン)が「有名なピアノ調律師がいる」という情報を得て、その人物を探しに行ったところ、そこでそのピアノ調律師の助手として働いていた盲目の何兵(トニー・レオン)の方が聴力が良いという事を見抜き、彼を連れて行くことからお話は始まります。

トニーさんが混雑した街中をスイスイと歩いていくシーンを予告編などで観ましたが、大きなスクリーンに当時の風物ー道端のポップコーン売りや、屋台での麺う打つ様子などーが映し出されていて、そこのシーンがとても気に入りました。(尾行していた人物が蜂の絵が付いた箱を下げていたけど、あれは何屋さんだったんだろう)

ネタばれになるので、詳しい感想などは省きますが「国家の為に仕事をする」となると、プロパガンダ映画になってしまうということなのか、トニーさんはあくまで「自分にとって条件が良かった」(住んでいた街にいられない状況になったというのが一番だけど)ので、その仕事を引き受けた、という形になっています。

辛口で言えば、例え自由に選択する形を取っていても実は自由などないという、無言の圧力の国で生きてきた中国人監督ならこういう描き方にはならないだろうと思えて、映画はお話の軸が定まらないまま終わってしまった感があります。
アラン・マック監督、フェリックス・チョン監督は、やはり香港を舞台に映画を作るべきで、中国を舞台にするには限界があると感じたのでした。

トニーさんはいろいろ面白く可愛い役を演じているものの、やはりこの役はもっと若い俳優さんがふさわしいと思えて、むしろ「老鬼」を演じた王学兵の役がトニーさんに向いていると思いました。そうなると助演となってしまうのですが、トニーさんが主役を演じるという縛り(観客向けなど)は、映画をむしろ殺してしまう場合もあるでしょうし、助演の方が引き立つ役というのもあると思います。

それにしても、王学兵はシーンによっては何度か竹中直人に見えてしょうがなかったです(笑)。



<今日の情報>
・関西クィア映画祭
【大阪】HEP HALL - 9/15(土) 16(日) 17(月・祝)
【京都】京大西部講堂 - 10/12(金) 13(土) 14(日)
 公式サイト
 http://kansai-qff.org/2012/
 中華映画では、香港映画「不能愛」と中国映画「わたしたちの物語 ~ 北京クィア映画祭と十年間のゲリラ戦/我们的故事」が上映されます。

・あいち国際女性映画祭
 9月1日(土)~9月9日(日)
 公式サイト
 http://www.aiwff.com/2012/

 中国映画「牧夫、魚を飼う/牧漁人」と「ロスト・イン・北京/蘋果」、台湾映画「手に手をとって」が上映されます。
 
 ※9月9日(日)には女性プロデューサーによるトークイベント「なぜ映画を作るの?」が開催されます。ホウ・シャオシェン監督作品の制作に携わっている小坂史子氏が参加します。

 http://www.aiwff.com/2012/events/talk-battle.html

・8月22日(水)NHK総合 午後7:30~8:43
 「世界びっくり旅行社 2012夏休み特別営業スペシャル」 ベトナム・ホイアンほか

category: 香港旅行

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