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ぐうの日常

香港映画俳優トニー・レオン梁朝偉を地味に応援する管理人ぐうの、日常のつぶやきです。  画像の無断転載は禁止です。

孤独の底に沈む「真昼ノ星空」 

 

7月5日(水)朝「るいす・くー」と戦った後、「真昼ノ星空」と「スター・ランナー」を観てきました。
(記事を書くのが遅れてもう7日になってしまった・・汗)

折角レディースディに、と思ったのにユーロスペースは水曜レデースディじゃないのね。1,700円になってしまった。
何か危ないなぁ、あらかじめ電話で確認しとこうかな、と思ったのに何もせず結局上映直前に映画館に着いてしまったのでチケットショップに戻る時間もなく、そのまま。
(チケットショップに1,390円で前売り券売ってたのになぁぁ)

以前ユーロスペースで「マクダル パイナップルパン王子」を観た時は前売り券持参だったのでシステムがよくわかってなかったのだ。そう言えばシネマライズも水曜レデースディじゃなかったな。ミニシアターは気をつけないと・・。

ところでっ!ユーロスペースに「幻遊伝」のチラシ、もう置いていましたよ。
8月26日(土)公開、Q-AX(ユーロスペースと同じビル)だそうです!
「幻遊伝」チラシ


田中麗奈ちゃん、可愛い!「時空を越えて展開されるSFラブロマンスに、キョンシーをフィーチャーしたホラー、中世の台湾を舞台にした時代劇、随所で炸裂するカンフー・アクション」とのこと、あきらかに欲張りすぎです。(笑)でも楽しみです。


「スター・ランナー」(シネマート六本木)はちゃんとレディースディ1,000円でした。(ただし上映映画によって値引きじゃないのもあるらしいけど)
ヴァネスってアーモンドみたいな瞳なのね。この瞳でじっと見つめられると弱いな。ちょっとボクシングシーンが長すぎたかなー、女性にとってはね。それ以外は爽やかな青春映画という感じでした。熱演ぶりに感心、「ドラゴン・スクワッド」の公開も楽しみです。


そして「真昼ノ星空」ですが。
「真昼ノ星空」

写真に自分の傘が反射して写り込んでしまいました。(汗)すみません。

ワン・リーホン王力宏は台湾の殺し屋。殺しの後、ゴタゴタがあって沖縄の隠れ家にて潜伏することになった。
沖縄のお弁当屋さんで働いている鈴木京香が気になるようになって、声をかけることに。

殺し屋とくれば、香港ノワール映画のように途中で銃撃戦が始まるんじゃないか、鈴木京香もそれに巻き込まれて・・キャー!!というような想像をしていたのですが、とっても静かな映画でした。何故に殺し屋・・というくらい。
ワン・リーホンは物凄く日本語上手でした。もちろん外国人のイントネーションなのですが、「台湾人」という役なので全然不自然さはありません。
そして夏というよりは春の陽炎の中、ゆらゆらと揺れているような。登場人物は皆、孤独な人ばかりで、その孤独のプールの底に観ている自分も一緒に沈んでいくような錯覚に陥ります。

何気ないシーン一つ一つが、観終わった後も脳裏にいつまでも焼き付いているような映画です。
印象に残ったのは鈴木京香が夜の道を一人歩いているところ・畳に寝転がり、自分が昔コップを投げ込んだ庭の方を眺めているところ。
理由はわからないのですが、胸にじんと来ます。
例えるなら「欲望の翼」でアンディとマギーが夜の道を二人で歩いているシーンのような感じです。

以下、ネタばれあり。
それにしてもワン・リーホンは何故鈴木京香宛の手紙をプールの受け付けの女の子に託したのか。大事な手紙なんだから自分で届けるか、せめて弁当屋の従業員に渡すとこまでくらいはしないと。
自分の後を付けて来ていたのを見ているし、ということは自分に気があるということで、そんな女子に、他の女性宛の手紙を託すなんて。
・・と思ったけど、もしかしたら鈴木京香が空港に来る・来ない以前に「手紙が届く・届かない」と言う事も含めて自分の未来を賭けてみたのだろうか。

最後のコインランドリーで二人が座っているシーンも気になる。
静かで、まるで、この世じゃないみたいなのだ。
ワン・リーホンが死ぬ前に観た夢なのだろうか・・。
(いえ、死んでないんですけどね。映画では。でもなんとなく死んだんじゃないかな・・なんて思ってしまった)

最初観終わった時は「このラストは変だ。本当は別の終わり方だったんじゃないか」とも思った。
けれども、もしこのシーンが現実ではないのなら納得いくような気がする。

ワン・リーホンが鈴木京香に「お母さんてどんな人?」と聞く。
ワン・リーホンは「どんなって・・普通の、人ですよ」と答える。
どこか空気がぎこちない。
お互いに自分の事を語らない、お互いに相手の事が気になるのだけど踏み込めない、そんな気がした。
殺し屋の、家庭料理というには気取りすぎのような気がする本格台湾料理もどこか孤独的だ。そう言えばお弁当も孤独な食事だし。
孤独は解消されないままストーリィは進行ししてくのだ。

鈴木京香とワン・リーホンという素材は素晴らしく、監督はその素材(特にワン・リーホン)を映画で生かしきれてないようにも感じた。
でも、これはこれでいいのかもしれない。余計なアクションは必要ない。

ある意味、これは二人の人物の日常を切り取った映画なのかもしれないから。

category: 映画

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コメント

 

ヴァネス,いいでしょ♪そしてコンサートですね!
映画行きたかったけれど、行けませんでした。
F4なのでまた上映するかしら?

リーホンの良さを生かしきってないのか、
もったいないなぁ~
あそこは会員だと1200円で見れますよ。
チラシも送ってきてくださるし如何ですか??

蓮 #T1LxwB1c | URL | 2006/07/07 19:42 | edit

蓮さん、ありがとう

蓮さん、行けなかったのですね。残念!
F4のこの3作品はまたどこかで上映されそうな気がします。内容も良いですものね。

>あそこは会員だと1200円で見れますよ。

うーーん、アジア映画が沢山上映されそうだったら考えます・・。あそこのスタッフ、事務的な感じであまり好印象じゃないのです。(たまたまかしら?)

ぐう #XjZxsWQw | URL | 2006/07/07 22:02 | edit

と思いきや

コメント&TB失礼します…
と思ったらどうもこちらが調子悪いみたいで反映されず、
コメントのみ失礼します^^;
台湾・殺し屋、と聞くとまさに男くさいあの世界を想像してしまいますが、
なんともやわらかな世界が広がってましたね。
プールやコインランドリーに行きたくなり、
そこに出会いがあるような、そんな妄想もしちゃったりしました。

現象 #nl2TgjRk | URL | 2006/07/09 03:23 | edit

現象さん、いらっしゃいませ

>と思ったらどうもこちらが調子悪いみたいで反映されず

恐れ入ります。当方、FC2によるブログURLを含まないトラックバック制限を利用していますので、トラバされなかったのだと思います。
http://guunonichijyou.blog22.fc2.com/blog-entry-92.html

あまりにアダルト系のトラバが増えましたので・・・。
ご容赦ください。

「やわらかな世界」、素敵な表現ですね!
私もコインランドリーがロマンチックな場所に見えてきました。

ぐう #XjZxsWQw | URL | 2006/07/09 11:29 | edit

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