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ぐうの日常

香港映画俳優トニー・レオン梁朝偉を地味に応援する管理人ぐうの、日常のつぶやきです。  画像の無断転載は禁止です。

「花嫁と角砂糖」観ました 

 

本日NHKアジア・フィルム・フェスティバルにて「花嫁と角砂糖」を観てきました。

NHKアジア・フィルム・フェスティバル

上映前にNHKの司会の方が、「私自身、今回の4本の中で一番好きな映画です」と仰ってました。
司会の方のお話によると、「花嫁と角砂糖」のレザ・ミルキャリミ監督は日本の小津監督と黒澤明監督のファンで、今回の映画祭の来日の際には、小津監督と黒澤監督の墓参りに鎌倉まで出かけたのだそうです。

映画のお話は、四人姉妹の末妹が結婚するとのことで、結婚式の前日に親戚・家族だけで祝う「婚前式」での出来事。
上の三人の姉はもう嫁いでおり、夫と子どもと一緒に実家に戻り、翌日の結婚式の準備をしたり食事をしたり、映画のほとんどの部分は家族や親戚が揃い、花嫁の門出を祝いつつ、姉妹たちは夫や姑の愚痴に華を咲かせ、子どもたちは庭で遊んだりの大家族らしい微笑ましいシーンが延々と続きます。

果たして、このまま映画は終わるのかと思いきや、大きな出来事が起こり・・・。

そこで初めて、それまでのこまごまとした些細な事が、この出来事への見事な伏線となっていたことに気づかされるのでした。
この映画を一言で言い表すのは難しいですが、花嫁の優しい伯父さんと角砂糖が、結果的に花嫁に幸せを運んできたお話、と言えるのかもしれません。

イラン映画らしく結末は、余計な説明がなく終わるところが好ましかったです。
名作と言える、かなりいい映画でした。

それにしても、イランの男女ってこんなにつつましく奥ゆかしく、愛情表現をストレートに伝えられないものなのでしょうか。なんとなく、恋愛に奥手の日本人としては親近感を感じます。

薄型テレビや携帯、ノートパソコンなどが生活の中に垣間見える様子は先進国と変わらないのですが、時々起こる「計画停電」はイランらしいと言えば言えるのかも。(実は、この計画停電も物語の伏線となってます)

観ていて、ついつい東日本大震災後の計画停電を思い出してしまいましたが、イランの人々は「あっ、またか。停電だけは時間通りなんだから」とさほど気にしていない様子でした。


<今日の情報>
・東京国際映画祭ゲスト情報更新
 「転山」
 10月24日(月)14:20
 登壇ゲスト(予定):ドゥ・ジャーイー(監督)、リー・シャオチュアン(俳優)、リー・タオ(女優)

 10月27日(木)18:00
 登壇ゲスト(予定):ドゥ・ジャーイー(監督)、チャン・シューハオ(俳優)、リー・シャオチュアン(俳優)、リー・タオ(女優)


・新文芸坐のアジア映画特集の上映作品とスケジュールが発表になりました!
 その名も、『躍進の新作アジア映画特集 サスペンス&アクション篇』です。

 11月23日(祝)・24日(木)「イップ・マン 序章」「イップ・マン 葉問」

 11月25日(金)・26日(土)「生き残るための三つの取引」「モンガに散る」

 11月27日(日)・28日(月)「レイン・オブ・アサシン」「孫文の義士団」

 11月29日(火)・30日(水)「MAD探偵 7人の容疑者」「冷たい雨に撃て、約束の銃弾を」

 上映時間は公式サイトにてご確認ください。
 新文芸坐上映スケジュール
 http://www.shin-bungeiza.com/schedule.html

category: 映画

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