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ぐうの日常

香港映画俳優トニー・レオン梁朝偉を地味に応援する管理人ぐうの、日常のつぶやきです。  画像の無断転載は禁止です。

「アバウト・ラブ/関於愛」に物思う 

 

今日東京都写真美術館に「アバウト・ラブ/関於愛」を観に行った。
ラブストーリィはどちらかというと苦手なのだが、「言葉が通じない人間同士の異文化コミュニケーション」というテーマにちょっと惹かれたのと、チェン・ボーリンに興味があったのだ。

私が観たのは午後2時35分の回。劇場には女の子数名、母娘、男性一人(伊東美咲ファンか?)のおよそ15名。ガラガラだ。
東京都写真美術館


展示記事

えええーっ伊東美咲といえば今のCM女王じゃないの?チェン・ボーリンhttp://www.movie-eye.com/artist/chen.htmlはF4ほど知名度がないのだろうか・・(F4コレクションの時は初回で土曜日だったせいもあるけど行列ができていてすぐ満席だったのに・・)人数少なすぎ・・皆さん、お出かけください。
ちなみにチェン・ボーリン、先日「王様のブランチ」のインタビューで答えていたが帽子がすごく好きらしく、「60個くらい持っている」「その半分は日本で買った」とたどたどしい日本語で話していた。原宿(裏原宿だったかな・・彼の好きな帽子のお店があるそうだ)で買うのだそう。

ところで伊東美咲は、私あんまり好きじゃないのだ。(ファンの人、申し訳ない)美人なんだろうけど、何故かあまり魅力を感じない。顔が整いすぎているからなのかな?人形の顔を見ているみたいな気がして・・。

話を戻して「アバウト・ラブ/関於愛」。http://www.aboutlove-movie.com/jpn/top.html 三つのストーリィから成っている。

東京のストーリィ(伊東美咲ーチェン・ボーリン)

台北から漫画家になるため日本に留学してきたヤオ(チェン・ボーリン)は失恋したばかりの美智子(伊東美咲)と偶然渋谷ですれ違う。彼女は泣いていて悲しそうだった。
ある日、自分の通学路で、アトリエで油絵を描いている美智子をガラス越しに発見したヤオは彼女を励ましたくて、入り口のガラスに彼女の似顔絵を毎日貼り付けて逃げていく。
美智子は最初不審に思うが、その似顔絵がたまった時、だんだんと泣き顔が笑顔に変わる絵だったことに気づき、心が温かくなる。

渋谷で逢った彼女をその後アトリエで見つける点と、アトリエの持ち主らしき大杉蓮の存在がちょっと話が上手すぎな気がするのだが・・。
どちらかというと、上海からの留学生とヤオとのシーンが印象的だった。
油絵が少しずつ仕上がっていく様子(悲しそうな時は絵も悲しそうな風景になっている)も面白い。

台北のストーリィ(加瀬亮ーメイビス・ファン)

夜中に自分の部屋でガンガン戸棚を作るアスー(メイビス・ファン)は、仕上がった戸棚を立たせようとしたが重くて持ち上がらない。そこで知り合ったばかりの鉄ちゃん(加瀬亮)を電話で呼ぶことにした。
何がなにやらわからずに来る鉄ちゃん。(でもおみやげにワインを持参しているあたり、何かを期待している?)戸棚を持ちあげた後、ペンキ塗りまで手伝わされるのであった。その後、いいムードになったが彼女は拒絶。「あなたの体を借りて、彼を想っているだけ」
アスーには別れが中途半端になっている彼がいたのだ・・翌朝、バイク二人乗りでアスーの彼に会いに行くことに・・。

夜中に戸棚をガンガン作るのはいかがなものか。そしてさらに男を呼び出し、ペンキを塗らせ、はしゃぎまくるのもいかがなものか。でもこの女の子は可愛い。
フリフリのミニスカートでの大工仕事。トンネルでのバイク二人乗りはウォン・カーウァイの映画を思い出す。ラストでまたバイクでトンネルを抜けようとした時は「天使の涙」のエンディング曲が流れるのでは、と一瞬錯覚してしまった。
北京語がほとんど話せない鉄ちゃんがアスーからの伝言を何度も練習して彼のところへ行き、また伝言を伝えに帰ってきた時のシーンは何度も笑った。何せ言葉がよくわからないので何と聞いたきたのかわからないのだ。話がとんちんかんで怒り出すアスー。でもわかっているのだ、伝言だけで彼が自分のところに来ないということが「答え」だということが。

上海のストーリィ(塚本高史ーリー・シャオルー)

雑貨屋のユン(リー・シャオルー)はいつもぼんやりしていて母親に叱られている。「今日は日本からの留学生がうちに下宿するんだよ!」
中国語を勉強しようと一人で留学してきた修平(塚本高史)は、恋人からの便りを待っている様子だ。何日かして修平宛の小包が届いたのを見たユンは、修平のバイト先まで小包を届ける。喜んで中身をあける修平。しかし、中にあった絵ハガキの文面を読んでいく彼の表情はだんだんと曇っていった・・。
翌朝、下宿の2階からバラバラにちぎって捨てられた絵ハガキを見つけたユンは拾い集め、貼り合わせて何が書いてあったか辞書で調べだす・・。

とにかくこのリー・シャオルーが可愛い少女だ。留学生の修平が自転車を赤く塗れば自分の自転車も赤く塗る。恋人からの絵ハガキがバルセロナからと知れば「日本語とスペイン語を勉強しに大学に行きたい」とつぶやき、母親に「身の程知らずな」と叱られるのだ。
とにかくせつなくなってくる。恋というよりは兄を慕う妹のような感覚ではないかと思うのだが、修平が日本に一時帰国する日、ある言葉を彼に伝えた彼女の気持ちが・・。うるる~。

どのストーリィもラブストーリィというよりは片想いのような爽やかな印象のものだった。もっと多くの人に観て欲しいなぁ・・。
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category: 映画

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コメント

 

私もブランチ見ました。チェン・ボーリン、日本語が上手でしたね。言語感覚がよさそう。
都心近くでもそんなに観客が少ないのでは、早期打ち切りもあり、ですか?私の地元では、家から車で片道1時間半の劇場で公開するようなので、来週いこうかなあと思ってますが・・・・

イニDに金をつぎ込みすぎて、香港映画祭とか東京国際映画祭とか、行けるのかな状態になっています

藍*ai #a2fnBRhM | URL | 2005/09/29 10:55 | edit

>藍*aiさん、
都心でも、新宿・池袋では9月30日(金)までのようです。藍*aiさんの地元の劇場もそうかも・・。
東京都写真美術館は10月28日(金)まで上映することが決まっているようです。ここが一番長いかも・・。(東京都の運営ですので赤字でも継続上映するでしょう。v-494
10月8日公開の「ベルベット・レイン」や10月22日公開の「イエスタディ・ワンスモア」に合わせて上京して梯子して観る、というのもありかも、です。v-410

ぐう #- | URL | 2005/09/29 23:42 | edit

同感です

こんばんは、TBさせていただきました。
私が恵比寿で見たときも、場内ガラガラでしたよ。
え?何で?平日の夜だから??って思いましたが・・・。
いい作品なのになぁ、どうしてなんだろ。

伊東美咲は私もあまり好きじゃないし、評価しませんねぇ。
でも、この映画では、いつもの恋愛女王ではなく、珍しく「フツー」の役をやているのが少し意外でした(笑)。

3つのお話はどれも、それぞれ味わいがあって好きですけど、
あえて順位をつけるなら、上海>台北>東京かなぁ。

snowflower_001 #- | URL | 2005/10/09 04:03 | edit

>snowflowerさん
初めまして。TBありがとうございます。そうなんです、なんでガラガラなんでしょうね・・。

>あえて順位をつけるなら、上海>台北>東京かなぁ。
私も同感!です。上海はラストがせつなくて良かったですね。東京ストーリィはもっとチェン・ボーリン君が生きるような脚本にして欲しかったような気が・・。

ぐう #- | URL | 2005/10/09 13:01 | edit

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「チェン・ボーリン」ブログリスト | 2005/09/30 03:24

アバウト・ラブ/関於愛

これは「愛」についての物語。でも、「愛」と呼べるほど確かなものではなく、ドラマティックな展開やラブ・シーンはほとんどない、淡く儚いおとぎ話のような映画だった。人によってはかなり退屈かもしれないけれど、私はこういう繊細な味わいのある小品が大好きだ。東京・台

まったりインドア系 | 2005/10/09 03:57

いくつかのルールのもとに製作[ about love アバウト・ラブ]

タイトル通り【愛について】の映画である。東京・台北・上海の3つの都市を舞台に異なる文化、異なる言語を持つ男女2人が出逢い、あるときは芽生え、あるときはすれ違い、あるときは思いを気づかず別れてしまう。愛についてのいろんな面を見せてくれる映画である。

アロハ坊主の日がな一日 | 2005/10/27 21:14

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