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ぐうの日常

香港映画俳優トニー・レオン梁朝偉を地味に応援する管理人ぐうの、日常のつぶやきです。  画像の無断転載は禁止です。

「芙蓉鎮」観ました 

 

私にとって今回「中国映画の全貌2010」の第一鑑賞作品、「芙蓉鎮」を本日観てきました。
「中国映画の全貌2010」ポスター

中華映画ファンの友人たちから、「『芙蓉鎮』は観た?良かったよ」と以前から尋ねられていたのですが、中国映画の全貌を観始めて数年、今回やっと観ることができました。
2時間45分に及ぶ大作ながら、時間の長さを感じることなく最初から最後まで惹き込まれて観ました。

芙蓉鎮という街(実際にはありませんが)で米豆腐店を営む女性が、文化大革命の波に巻き込まれるお話です。
朝から晩まで働きづめで、美味しい米豆腐のお店と評判のお店を夫婦で切り盛りし、こつこつと稼いだお金は文化大革命で「富裕だ」と取上げられ、土地も没収、お店も廃業に追い込まれます。

一所懸命働く者が糾弾されるいびつな社会、周りの人間もいつ自分たちが糾弾されるかと言う恐怖で、彼女に手を差し伸べる者はほとんどいません。

極限状態におかれた人間の生き様、文革後の復権で、何事もなかったように共産党幹部エリートに上り詰めるもの、精神に破綻をきたすもの、様々な立場の登場人物の描写は重厚かつ非常にリアルで、目が離せませんでした。

他人からどんなに蔑まれても、毅然と、時には風に吹かれる柳の木の枝のようにひょうひょうと生きる秦(ジャン・ウェン)の姿には、自分の価値は他人が決めるものではなく自分が決めるものだという芯の強さと、どんな状況でも人間らしさを失わない心の大きさを感じました。


<今日の情報>
「中国映画の全貌2010」幻の名作「北京の自転車」好評につき追加上映決定!
 8月28日(土)より一週間限定モーニングショー!
 (7月24日(土)~7月30日(金)の上映期間見逃して、次の8月27日(金)も仕事で観られないのでこの追加上映期間になんとか観にいきたいです!)

 NEWSはこちら。
 http://www.cinematopics.com/cinema/news/output.php?news_seq=10542

category: 映画

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コメント

 

こんばんは。
「芙蓉鎮」秀作ですよね。
本当に時間の長さを感じさせないですよね。
何度か鑑賞しているのですが、タイトルを見て
また観たいと思ってしまいました。

姜文の雰囲気、当時20歳代前半とは
とても思えないですよね。

米豆腐を一度食べてみたいです。

チプドン #nmxoCd6A | URL | 2010/08/05 00:12 | edit

チプちゃん、ありがとう。

>姜文の雰囲気、当時20歳代前半とは
とても思えないですよね。

えぇ~当時20代前半ですか・・その若さであの翳りのある表情が出せるのですね、素晴らしいです。年とともにますます渋みが増してきている俳優さんですね。大好きです。
最新作の「譲子弾飛」、東京国際映画祭の中国映画週間で上映されないかなあ、と思うのですが。

>米豆腐を一度食べてみたいです。

私も!映画の中でとても美味しそうでしたね。「おへそが涙を流すくらい」の辛さ、というのも気になります(笑)。古い建物の街並みも石畳も味わいがあって良かったですね。

ぐう #ex3yOCrA | URL | 2010/08/06 00:18 | edit

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