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ぐうの日常

香港映画俳優トニー・レオン梁朝偉を地味に応援する管理人ぐうの、日常のつぶやきです。  画像の無断転載は禁止です。

「ヤンヤン」観ました 

 

東京国際映画祭 台湾映画「ヤンヤン」

ヤンヤンという陸上をしている大学生の女の子のお話。
ヤンヤンのお母さんの結婚式から映画は始まります。お母さんはヤンヤンの陸上部のコーチと再婚したことにより、彼女と同じ陸上部の女の子が義理のお姉さんとなり、お母さん、コーチの継父、義理のお姉さん、ヤンヤンが同居することになります。
ヤンヤンの実のお父さんはフランス人。ヤンヤンは台湾人のお母さんとフランス人のお父さんとの間に生まれたハーフです。実のお父さんが今、どこに住んでいるか何をしているのかは不明です。
ヤンヤンはフランス語は話せません。彼女は父親のことは「会いたいとも思わない」と言いつつも、フランス語が話せないことには何故か罪悪感を持ってます。父親と暮らしてこれなかったのはまるで彼女のせいだとでも言うように・・・。

ヤンヤンは美しいので、どこでも人目を惹きます。陸上の練習をしている時、陸上部の卒業生ー今は芸能プロダクションの仕事をしているー男性が、「モデルにならない?」と名刺を置いていきました。
そのとき、横にいた彼女の義理のお姉さんは下を向いていました。声をかけられたのはヤンヤンだけだったので。

義理のお姉さんの彼ー陸上部の先輩ーが、ヤンヤンのことを好きになってしまいました。
「彼女と別れて、君とつきあいたい」と言います。
「ありえない!!」ヤンヤンは叫びました。

でも、ある日、その陸上部の先輩と一緒に帰る時、ヤンヤンは言ってしまいました。
「今からの三時間を一生なかったことにしてくれる?」

ヤンヤンは先輩と関係を持ってしまいました。一回きりで自分の気持ちを断ち切るつもりでした。でも先輩はそう思ってくれませんでした・・・。
先輩と自分との関係を義理のお姉さんについに悟られます。それを恨んだお姉さんにより、その後の陸上大会で絶望的なことが起きます。
ヤンヤンは荷物をまとめて、家を出て行きました。行き先は以前名刺をもらった、芸能プロダクションの男性のところでした。


ヤンヤンは、とても辛い出来事を母親にも誰にも話さず、家を出て行きます。これはとても潔い、一人の女の子が自立していくお話です。
まるでドキュメンタリーのように、丹念に登場人物の感情の動きが表現されていて素晴らしい映画でした。

ヤンヤン役はサンドリーナ・ピナ張榕容、義理のお姉さんの彼役に「花蓮の夏」のブライアン・チャン、ヤンヤンを支えつつ、密かに想いを寄せる芸能男性マネージャー役に「一年之初」のホワン・チェンウェイ。
ホワン・チェンウェイが立ち寄ったバーの支配人役として「ラスト、コーション」ガァオ・インシュアン高英軒がチラッと出てきます。
監督はチェン・ヨウチェ(鄭有傑)、「九月に降る風」のトム・リン監督が助監督を務めています。
「ヤンヤン」はアン・リー監督より「推手ープッシュハンド」(若手への支援)を受けています。
(チェン・ヨウチェ監督によると「アン・リー監督は一切口出しせず、全く商業的でないこの作品を支援してくれた」とのこと)

ホワン・チェンウェイは「一年之初」ではヤクザ役を演じていて、見た目も怖そうなので、最初は悪人役かと思ってしまいましたが、いざ映画を観てみると、実は優しい良い人役でした(笑)。

今回の来日で間近でホワン・チェンウェイのお顔を拝見しましたが、とっても親しみやすい雰囲気でした。でも初見はやはりちょっと怖いです(笑)。
チェン・ヨウチェ監督は日本語が達者で(父親が華僑で、彼自身30歳まで神戸に住んでいたそうです)、目がぱっちりしていて繊細な感じの方でした。

お二人が並んでいたら、どちらが監督か、俳優か、紹介されないとわからないです。
(ちなみに写真の右がチェン・ヨウチェ監督、左の坊主頭が映画に出演しているホワン・チェンウェイ)
「ヤンヤン」監督とホワン・チェンウェイ1 「ヤンヤン」監督とホワン・チェンウェイ2
それもそのはず、チェン・ヨウチェ監督は「九月に降る風」に脇役で出演しているのだそうです。
警官役だそうなので、チー・ションが警察に捕まって、手錠につながれている時に調書を書いていた人でしょうか?今度観る機会があったら確認してみます。

私もサインをいただきました。
「一年之初」のチラシをたまたま持っていたので差し出すと、監督はとても嬉しそうにしてくれました。
「一年之初」チラシ
監督は最初、女優さんのアップの表面にサインするのを躊躇してチラシを裏返したのですが、裏面はほとんど写真と文字で埋まっているので、「こちらにしてください」とお願いしました。
監督は遠慮がちに左下にサインしてくださり、俳優のホワン・チェンウェイは、がっつりと女優さんの喉元にサインしてくれました(笑)。
なんだか「繊細」と「大胆」、サインの仕方もお二人の雰囲気に合ってました。


鄭有傑(チェン・ヨージエ)監督&黄健[王韋](ホアン・チェンウェイ)の舞台挨拶とインタビュー!
http://asian.cocolog-nifty.com/paradise/2009/10/post-9147.html

category: 映画

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