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ぐうの日常

香港映画俳優トニー・レオン梁朝偉を地味に応援する管理人ぐうの、日常のつぶやきです。  画像の無断転載は禁止です。

「新宿インシデント」を新宿で観る 

 

本日新宿の映画館にて「新宿インシデント」を観てきました。
「新宿インシデント」ポスター

入り口近くで、トニーファンの友人と偶然ばったり出会い、吃驚!別に待ち合わせした訳でもないのに、彼女も同じ映画を観に来ていたのでした。
おかげで怖ーい映画を一人で観ずにすみました、ありがとう、Rさん♪

イー・トンシン映画祭で「プロテージ」を観ていたおかげか、怖いシーンや痛いシーンがなんとか目を覆ってやり過ごせた気がしますが、それでもかなり辛かったです。ダニエル・ウーはものすごく可哀相でした。小心者で「天津甘栗を売る」ことが唯一の夢という欲のない人間なのに、犯罪に巻き込まれて悲惨な身の上になってしまうところが・・・。

舞台は1970年代、中国からの不法移民が急増して問題になっている時期のお話です。
不法移民ゆえに、犯罪しかお金を稼ぐ方法がなく、それでも偽造テレカを売ったり店先の物を失敬してくるくらいだったらまだ可愛げがあったのですが(もちろんこれらも犯罪には違いありません、そのことを擁護するつもりもありません)、だんだん感覚が麻痺して大きな犯罪に手を染めていく、その存在を日本のヤクザに利用されていくあたりは見ていて辛いものがありました。

何かトラブルがあった時、警察に駆け込めない彼らは、ヤクザ社会に組み込まれていくしか身を守る術はなかったのかもしれません。

唯一の救いは不法移民のジャッキーと日本人刑事の竹中直人の、友情にも近い一種の信頼関係でしょうか。二人の息の合った演技は見ごたえがありました。
ジャッキーは犯罪に手を染める役とはいえ、人の良いところは彼のキャラクターとして変わらず、中国人同士のまとめ役となったり汚れ役を引き受けたりと、やはり「いい人オーラ」が出ていました。
ただ、ジャッキー信奉者にとっては、彼がやけくそになって娼婦を買ったりするシーンは大ショックかもしれません(笑)。

イー・トンシン映画によく出ているチン・ガーロッ、「香港国際警察」「パティシエの恋」にも出ていた葉山さんが存在感がありました。峰岸徹さんも出演していて、ご存命の時に撮影していたのだなぁと思いました。加藤雅也も迫力があり(ちょっと泥臭い感じもありましたが)、そのまま香港映画に出られそうでした。
日本人がヤクザを演じると、どうも無意識にヤクザ映画を踏襲してしまうのか、肩に力が入りすぎるというか、香港映画に登場するマフィアのように息をするように演じると言う風にならないのが残念です。
その辺は、長門裕之の存在感は、ただ座ってるだけでも凄かったです。

街並みの風景も1970年代風に見えて、それほど違和感なかったのですが、一瞬映し出された財布から出た一万円札が「福沢さん」で、あれれ、このころは「聖徳太子」のはず・・・と思いました。
その辺までは時代考証こだわらなかったのでしょうか。ダニエルのパンチパーマは時代に合わせた髪型らしいですが。

イー・トンシン監督、中国大陸でも上映されるよう、大陸向けにかなり編集をしたそうですが検閲は通らなかったそうです。
主人公が不法移民者という設定で、既に駄目だと思います・・・。


今日の情報
レインボーママさんのBBSによると、今週のNHK教育「テレビで中国語」、ゲストがジョン・ウー監督とリン・チーリンだそうです!
明日5月13日(水)午前6:00~6:25と、
   5月16日(土)深0:50~1:15 に再放送がありますのでお見逃しなく。

category: 映画

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