ぐうの日常

香港映画俳優トニー・レオン梁朝偉を地味に応援する管理人ぐうの、日常のつぶやきです。  画像の無断転載は禁止です。

富士ゼロックスのイメージキャラクター 

 

11月29日、トニーさんは北京の富士ゼロックスのイベントに出席しました。
トニーさん@富士ゼロックス

トニーさんは「小さなエコから世界は変わる」という理念の富士ゼロックスの環境保護型プリンター(低炭素が環境の負荷を軽減)の宣伝活動に出席しました。

中国の富士ゼロックスではトニーさんがCMに出たりポスターに出たりするのかな?いいなー。

http://news.cnxianzai.com/2010/11/302676.html

※日本の富士ゼロックスのサイトにも記事がありました!
『トニー・レオンを起用し、中国でブランドキャンペーンを開始』
『トニー・レオン氏は、「香港電影金像奨 最優秀主演男優賞」を史上最多に五回受賞、2000年には映画「花様年華」で、「カンヌ国際映画祭 最優秀主演男優賞」を受賞するなど、国際的に活躍するトップスターです。世界的に人気の高い同氏が持つ「知的」で「クリーン」なイメージと、世界トップレベルの技術力を駆使し、環境負荷低減活動を展開する当社の目指す姿が合致したこと、またこのような低炭素社会の実現を支援する当社の企業姿勢に同氏が賛同されたことにより、今回イメージキャラクターとして起用しました。』とのことです。

トニーさん@富士ゼロックス2


http://www.fujixerox.co.jp/company/news/release/2010/1129_tonyleung.html
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category: トニー・レオン

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「トスカーナの贋作」来年2月公開 

 

東京フィルメックスで上映されたキアロスタミ監督の「贋作」が、邦題「トスカーナの贋作」として2011年2月19日(土)よりユーロスペースにて公開予定です。

「トスカーナの贋作」公式サイト
http://www.toscana-gansaku.com/ (音出ます)

公開されると聞いていたので、フィルメックスでは観てないのです。楽しみ~♪


<その他の情報>
・2011年1月4日 NHKBS2で「墨攻」、2月1日には「ヘブン・アンド・アース」が放映されます♪
 わぁ~~!
 NHKBSオンライン
 http://www.nhk.or.jp/bs/genre/movie_7later.html

・チャンネルNECOにて「ラスト、コーション」が放映されます。レインボーママさん、お知らせありがとうございます!
 放映日などはこちら↓をご覧ください。
 http://www.necoweb.com/neco/program/detail.php?id=845&category_id=3

・トラン・アン・ユン監督×小川真司プロデューサー トークショー&サイン会
 『ノルウェイの森 公式ガイドブック』の刊行を記念して、トラン監督と小川プロデュサーの映画制作にまつわるトークショーを開催!!今だから明かせる『ノルウェイの森』の撮影秘話を存分に語っていただきます。この機会を是非お見逃し無く!!

 【日時】2010年12月2日(木)
 【会場】三省堂書店神保町本店 特設会場
 【集合場所】1F正面靖国通り側入口
 【開演時間】20:30〜
 ※閉店時間後のイベントとなりますので、ご参加のお客様はご集合時間(集合時間:20:15)に必ずお集まり下さい。

 12/1発売予定の『ノルウェイの森 公式ガイドブック』(講談社刊 \1575(税込))を当店でお買い上げまたは 電話にてご予約のお客様、先着40名様に1階レジカウンターにてご参加ご予約を承ります。
 尚、当日はトークショー終了後にトラン監督のサイン会を予定しております。

 【お問い合わせ】三省堂書店神保町本店 1階 03-3233-3312 (代) 10: 00〜20:00

 「ノルウェイの森」公式サイト最新情報より
 http://www.norway-mori.com/index.html (音出ます)


category: 日々のつぶやき

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12月の予定 

 

12月の予定、自分用覚書。

<映画上映>
12月1日(水)~17日(金)「モンガに散る」公開記念台湾映画特集@シネマート六本木
「九月に降る風」「ビバ!監督人生」「ウエスト・ゲートNo、6」上映
http://www.cinemart.co.jp/theater/roppongi/topics/#006414

12月11日(土)「ノルウェイの森」公開
http://www.norway-mori.com/index.html (音出ます)

12月18日(土)「モンガに散る」公開
http://www.monga-chiru.com/ (音出ます)


<テレビ放送>
12月8日(水)テレビ東京 午後1:30~3:30 「NYPD15分署」

12月18日(土)フジテレビ 午後7:00~7:57 「㈱世界衝撃映像社」
 フルーツポンチが台湾でショウロンポウ作りに挑戦

12月21日(火)TBS 午後9:00~11:03 「ウンナンの気分は上々 10万円の旅スペシャル」
 内村光良&キャイ~ン&有吉弘行&遠藤章造班は東北で秘湯巡り
 南原清隆&勝俣州和&片平なぎさ&阿部力&リン・チーリンは台湾

12月23日(木)NHK総合 午後7:30~8:40 「動物園飼育員 秘蔵映像一挙公開・第4弾 こんにちは!動物の赤ちゃん2010」パンダの赤ちゃんも出ます♪

12月25日(土)NHKBS2 午後4:25~6:00「パプリカ」

12月27日(月)NHKBS2 午前9:15~10:40 「ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!」

12月27日(月)NHKBS2 午前10:40~11:10 「ウォレスとグルミット ベーカリー街の悪夢」

12月27日(月)NHKBS2 午前11:10~11:30 「こまねこのクリスマス ~迷子になったプレゼント~」

12月27日(月)日本テレビ 深1:59~4:00 「花都大戦 ツインズ・エフェクトⅡ」

12月28日(火)日本テレビ 午後7:00~9:54 「今夜決定!そこまでやるかマン~世界★最強の勇者たち7~」
 ジャッキー・チェン命がけの格闘ベスト3 ほか

12月29日(水)テレビ東京 午後10:00~0:24 「少年メリケンサック」


12月1日NHKハイビジョンにて「プロジェクトA」、12月2日NHKハイビジョンにて「プロジェクト2 史上最大の標的」、12月3日NHKハイビジョンにて「スパルタンX」、12月4日WOWOWにて「金瓶梅」、12月6日BSジャパンにて「トランスポーター」、12月10日(金)WOWOWにて「カムイ外伝」、12月11日(土)WOWOWにて「金瓶梅Ⅱ」、12月16日(木)WOWOWにて「空気人形」。

※毎週金曜日 BS朝日 午後9:00~10:00 「中国神秘紀行」、毎週火曜日 BSジャパン 午後6:00~6:50「MADE IN BS JAPAN」香港 毎週木曜日 BSジャパン 午後6:00~6:50「MADE IN BS JAPAN」台湾

※12月13日情報を追加しました。

category: 日々のつぶやき

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カルティエのイベント 

 

トニーさんは11月26日、カルティエのイベントに参加しました。

トニーさん@カルティエのイベント

スーツの襟がしゃれてますねえ。
「一代宗師」は撮り終わったのか?と言う記者の質問に「聞かないで」と答えたとか・・・。うーーん、繁体字はよくわかりません。

追記
トニーさん@カルティエのイベント2

昨夜出席したのは香港中環太子大廈のカルティエ亜州旗艦店の開店イベントだったようです。トニーさんの他にファン・ビンビン、グイ・ルンメイちゃんなど出席して華やかな様子だったよう。
「一代宗師」の撮影はまだ残っていて、クリスマス休暇もなさそう、少なくとも新年までかかりそうとのことです。
撮影の合間、香港に帰っての仕事もあるそうなので、忙しそうです。

↓こちらでトニーさん写真も含め、カルティエイベントの画像がいろいろ見られます。

http://pic.yule.sohu.com/group-243427.shtml#g=243427&p=2261810

category: トニー・レオン

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「独身男」観ました 

 

11月25日(木)東京フィルメックスにて「独身男」観ました。
「独身男」ポスター

いやいや面白かった!中国の河北省の農村が舞台なのだけど、いろいろ事情があって独身のまま年老いた数人の村の男どもを中心に繰り広げられる、ここまであけすけで開放的でいいのかなというくらいな奔放な村人の生活を描いた作品です。
監督は、今回初監督というハオ・ジェ監督。

(写真右から映画プロデューサー、ハオ・ジェ監督、通訳、映画唯一のプロの女優さん。後は素人の出演者だそうです)
「独身男」Q&A

自分の村のお話を描いたとのことで、出演している人本人のお話だったり他人のエピソードを交えているそうなのですが、ほぼ実際にあったこと、とのことです。

とにかく出演している老人たちの元気なこと。村では西瓜が主な農作物らしいのですが、老人がリヤカーに西瓜を積んで市場に行くと、数人に囲まれて買い叩かれ殴られて被害に遭ったと思えば、ある時は村にトラックで西瓜を買いに来た人に、今度は村人の方が多勢とばかりに、どんどん西瓜をトラックに載せてしまい、有無を言わせず買い取らせてしまう。とにかく数と勢いのある者の勝ち、とばかり、負けてはいないのでした。
(今の日本政府も、自分たちは、こういう人たちと交渉しているのだと知る為に観ておいた方がいいかも)

そしてお話のメインは、老人たちの村の女性との駆け引き。昔結婚を反対されて、女性は他の村の男性と結婚してしまったのですが、それでめげることもなく、ダンナがいない時を見計らって逢引をすることすること。女性の方も、ちゃっかり子どもの進学費用を老人に援助してもらったりと抜け目がない。
四川から人身売買で売られてお嫁さんが来たりするのですが、それもお話の展開からして悲惨さは感じられないのです。(何故四川?と思うのですが、たぶん遠くて逃げて帰れないと踏んで業者が連れてくるのでしょうね)

食べ物を作っている農家の人というのは、私の実家の地方もそうですが、お金はなくても食べ物には不自由していないので基本的にたくましくて楽天家です。

なんだか中国じゃなくて、イタリアの片田舎が舞台、と言っても通用しそう。
これ、日本で公開してほしいなあ。こんな楽しい映画だとは思わなかったです。

category: 映画

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「ノルウェイの森」初日舞台挨拶決定 

 

「ノルウェイの森」初日舞台挨拶が、TOHOシネマズ スカラ座にて行われます。

日時:12月11日(土)、9:35の回上映終了後、13:30の回上映前

登壇者:松山ケンイチ/菊地凜子/水原希子/玉山鉄二 トラン・アン・ユン監督 (以上予定)
       ※出演者の予定は変更になることもございますのであらかじめご了承ください。


販売方法は2種類あるようです。詳しくはこちらをご覧ください。
http://www2.toho-movie.jp/movie/shonichi/norway/

category: 日々のつぶやき

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「密告者」「夏のない年」観ました 

 

11月21日(日)東京フィルメックスにて「密告者」観ました。
「密告者」ポスター

見ごたえありました~。
ニック・チョンと言えば鋭い目つきで陶器のレンゲをバリバリ食ってる人、もしくは、同じく鋭い目つきでバイクでどこまでも相手を追いかけてくる人と言うイメージでしたが、この映画では鋭い目つきは封印して、静かな抑えた演技で「密告者」から情報を得る刑事を演じています。
ニック・チョン演じる刑事は以前「密告者」を守りきれなかった負い目と、私生活でも苦しみを抱えていて精神的には崩壊寸前でしたね。でも、そんな彼の苦悩の表情を見れば見るほど・・・顔が関根勤に見えて・・・ごめん~ニック・チョン・・・・貴方の演技は素晴らしかったよ!

ニコちゃんは美形なのに、今回もつるっぱでボコボコにされる役・・・。そしてこれでもかと言うくらい妹思いのお兄さん。

グイ・ルンメイちゃんは過激というか何と言うか、気が強い女性で「もうこれ以上罪を重ねちゃダメ~!」と言うくらいの暴走・・・。台湾映画出演時ではナチュラルメイクが多いので、こういう濃い目のメークのグイ・ルンメイちゃんは初めて観ましたが、結構色っぽいし何より香港映画に溶け込んでました。但し、台詞は広東語ではなく普通語を話していましたが。

映画の最初に仲間に密告がばれて、居場所を隠すためにホームレスになってしまう密告者は、「インファナル・アフェア 無間序曲」でハウの手下をしていた人でしたね。マリー姐さんを車でひき殺したりするから、そんな目に・・・って違う映画ですから。

最後まで誰が助かって誰が生き残るのかわらかず、はらはらしました。「証人」も是非観たいし、今回の「密告者」と合わせて公開してほしいです。


そしてこの日、もう一本観たのがマレーシア映画「夏のない年」。
東京国際映画祭で観た「赤とんぼ」もそうでしたが、この作品も過去と現在が交錯する作りになっていました。
現在の部分で夜魚釣りに行く夫婦とその友人男性が、船の上で話していた「浦島太郎」に似たおとぎ話がずっと頭に残って離れませんでした。
話は逸れるかもしれませんが、「浦島太郎」って、他のおとぎ話と違いますよね。いじめられた亀を助けたのに最後は悲惨な結果になるところが。
「良いことをすると最後に報われる」というおとぎ話じゃなくて、「浦島太郎」って男女の恋愛観の違いを描いたお話だと思うのです。女性は、愛を人生の中心にすることができるけど(人にもよりますが)、男性は最初は愛に夢中になっていても、最終的にはそれは人生の一部で、やはり人生の中に、友情や仕事や名声も必要とする。
その男女の価値観の違いが、最後浦島太郎が竜宮城を去り、玉手箱を開けて老人になってしまうという悲劇を生む。浦島太郎が老人にされるのは、自分を捨てた後、他の女性と仲良くさせないという乙姫の呪いですよね。

映画でも、村に帰ってきた、夫婦の友人男性は昔村を出て行ったけれども、やはり年を取って村に帰ってきた。ただしその先は・・・というお話。
いやいや、この映画のテーマはそんなんじゃないから!と言われるかもしれませんが、私なりの解釈です。


<今日の情報>
・アジアの子どもたちのためにスターが結集!
 12月14日(火)東京ドーム
 ・出演アーチスト:ペ・ヨンジュン/GACKT/VANNESS/キム・ヒョンジュン/ジョセフ・チェン/ファニ
 ・テーマソング&特別出演:小室哲哉
 ・オープニングアクト:SHU-I/大国男児
 ・メイン司会:中山秀征

 詳しくはこちら。
 http://www.asiancrossing.jp/music/index.html

・11月27日(土)フジテレビ 午前8:30~9:55 「にじいろジーン」ツウな情報 シンガポール

category: 香港映画

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「カンフー・サイボーグ」1/22公開決定 

 

「カンフー・サイボーグ」2011年1月22日(土)公開@シアターN渋谷ほか にて。
公式サイトはこちら。
http://www.takeshobo.co.jp/sp/kungfu/ (音出ます)

婦人警察官役のスン・リーって「SPIRIT」の少数民族の女性を演じた人だったんだ・・・。
全然気がつかなかったです。
1月22日(土)と言えば、「グリーン・ホーネット」と「イップ・マン 葉問」の公開日なんですが・・・。
ジェイもドニーさんもフー・ジュンも好きな私は一体どうすれば(汗)。
幸か不幸か(?)「カンフー・サイボーグ」はレイトショーらしいです。


あと、2011年3月12日(土)公開の「台北の朝、僕は恋をする/一頁台北」の公式サイトもできてました!
http://aurevoirtaipei.jp/
新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町にて全国順次ロードショー

公式サイトの予告編がとても素敵です。「ラスト、コーション」でタン・ウェイちゃんの○○を奪ったクー・ユールン、この映画にも出演してるんですね。いろいろ出てるなあ。

category: 日々のつぶやき

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「ブンミおじさんの森」「海上伝奇」観ました 

 

11月20日(土)、東京フィルメックス前の腹ごしらえ。
雑誌「おとなの週末」に載ってるのを見て、行ってみたかった銀座「上海 小南国」に寄りました。プランタン銀座の裏にあるZOEビル7Fです。
「上海 小南国」
前菜、点心、スープ、麺(麺は数種類の中から選べます)、デザートの、ランチの麺セットを頼みました。
これは葱油と醤油の和え麺。
「上海 小南国」麺セット
飲み物は頼まなかったのですが、お茶が出ました。
お料理も美味しくて、お店の雰囲気も良かったので、麺セット1,575円はお得かな。
夜は高すぎて来れないけど(笑)。


東京フィルメックス開会式@東京国際フォーラム
東京フィルメックス開会式
(一番右の方が「ブンミおじさんの森」のアピチャッポン・ウィーラセタクン監督です)

開会式前にはファンに見つかってしまった俳優の西島秀俊さんがロビーでサインに応じていました。(フィルメックスでの西島さんの目撃率高し)
主催者の顔が見える映画祭、というか、東京フィルメックスは隅々まで気配りが届いてる感じで安心して参加できる気がします。映画祭はこれくらいの規模がいいんでしょうね。
東京国際映画祭は規模が大きすぎて、一見華やかなのですが、五里霧中という感じです。


「ブンミおじさんの森」
途中ちょっとウトウトしてしまったせいもあって、お話はなんだかよくわからない映画でした。
私は映画を観る前、ブンミおじさんという「霊感のあるおじさん」がいて、おじさんだけに幽霊が見えるお話なのかと思ってたのですが、そうではなかったです。
なんだかゆったりしたペースの中で、家族で食事をしていたら、いつの間にかブンミおじさんの亡くなった奥さんが隣で食事をしていたり、猿の精霊?毛むくじゃらのチューバッカみたいなのが現われたりしたと思ったら、実は「行方知れずの息子だった」(何でや!)などと、なんだか日常に幽霊や精霊が存在していて、私にとっては好きな感じの映画でした。
初めての一人の監督の映画を観る時、「この映画の監督は人間が好きかどうか」ってなんとなく伝わってしまうものだと思うのですが、アピチャッポン・ウィーラセタクン監督はたぶん人間が好きなんだろうなあと思いました。
(話は逸れますが、トラン・アン・ユン監督はたぶん人間が嫌いなんだろうと思います)

初めてジャ・ジャンクー監督の映画を観た時や初めてツァイ・ミンリャン監督の映画を観た時の興奮を、また今回アピチャッポン・ウィーラセタクン監督の「ブンミおじさんの森」で感じられました。
2011年春、シネマライズで公開されるそうなので、今度は寝ないでちゃんと観なければ(笑)、と思います。


「海上伝奇」
ジャ・ジャンクー監督作品。残念ながら監督は次回作の準備で忙しい、とのことで来日していませんでした。
監督の映画はできるだけ観るようにしているのですが、今回の作品にはホウ・シャオシェン監督のインタビューが出てくる、というくらいしか内容を知りませんでした。

映画は、上海の歴史を様々な人々のインタビューを通して映し出すドキュメンタリー映画でした。
父親が上海の実業家だった人、父親がマフィアだった人、また父親が国民党にいて蒋介石に疎まれて暗殺された人、または自分が生まれる前に父親が処刑され、新聞記事の写真でしか父の顔を知らない人。
どの人の話も、お話自体は短いのですが実際にあったことだけに重みを感じ引き込まれました。

お話の間に、ジャ・ジャンクー監督作品ではお馴染みのチャオ・タオが上海の街をある時は扇子で空を仰ぎ、ある時は雨に濡れながら歩いています。映画のお話には、これらのシーンはまったく関係ないのですが、重いお話のつなぎ目に、外からの涼しげな風を入れるような効果を出しています。

舞台は上海だけではなく、台湾や香港にも飛んでいました。
台湾では観たことのある駅のホームの風景、と思ったら十份車站でした。登場したのはホウ・シャオシェン監督。映画「フラワーズ・オブ・シャンハイ」を撮るきっかけになった小説のお話をしていました。「フラワーズ・オブ・シャンハイ」の映画のワンシーンも映し出され、なんとトニーさん出演!のシーンでした。ランプの明かりの下娼館のテーブルを囲んでじゃんけんのようなゲームが行われているシーン。当然、画面の中心で行われているゲームよりも、私の目は画面の隅のトニーさんの表情を追ってしまいます。
「風に吹かれて―キャメラマン李屏賓(リー・ピンビン)の肖像」に続き、今年は何故だか「フラワーズ・オブ・シャンハイ」に縁のある年です。

あともう一人、「欲望の翼」ではレスリーの母親役を、「花様年華」では大家さんを演じていたレベッカ・パンのインタビューがあったのが意外でした。
子どもの頃、上海から母親と共に香港に移り住んだ話をしていました。父親は「奥さんが何人もいる」人だったので、ある時レベッカの母親は身を引いて、上海から去ったのだそうです。
香港では母親は担ぎ屋(自分で品物を仕入れて売る)をしていたそうなのですが、違法なため、ある時警察に品物を没収されて無一文になったので、自分が歌手になって生計を立てたのだそう。

時間が経つのを忘れて見入っていたので、ここで終わると思ってないところで急に終わったような気がしました。
これで完全とは言えないかもしれませんが、一つの上海の歴史を語る映画になっていると思います。
雰囲気としてはNHKのドキュメンタリーみたいな感じなのですが、インタビューを受けた方々が多種多彩で、これは監督の人脈なしには成り立たないなと感じました。
一般公開してほしいです!

追記
「芙蓉鎮」のシエ・チン監督が、昔作っていた国威高揚映画のシーンが観られたのも貴重でした。

category: 映画

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王力宏、呉彦祖@「建党偉業」 

 

ワン・リーホン王力宏@「建党偉業」。
ワン・リーホン@「建党偉業」

ワン・リーホンが演じているのは北大学生、罗家伦。
なんだか「ラスト、コーション」を思い出しますね・・・。

ダニエル・ウー呉彦祖@「建党偉業」
ダニエル・ウー「建党偉業」

ダニエル・ウーが演じているのは文化名人、胡适だそうです。

http://ent.sina.com.cn/m/c/2010-11-18/22243150615.shtml

東京国際映画祭の鑑賞作品の感想文が全部終わらないうちに、もう明日は東京フィルメックスだあーー。
(最後に一つ、「鋼のピアノ」の感想が残ってしまいました)

category: 中華NEWS

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「5人の国際画監督が語る劇的3時間SHOW」 

 

「5人の国際画監督が語る劇的3時間SHOW」
トラン・アン・ユン監督

第1回目は、トラン・アン・ユン監督です! 
12月13日(月)18:00〜21:00 トークイベント@青山スパイラルホール

http://www.geki3.jp/web/director01/cast_tran_anh_hung.php

応募はもう終わった?と思ったら2次応募があるようです。
https://secure3.xross.jp/?key=230e3c39b309c939dd26f26b6bec534a8a8672 (準備中) ←受付開始しています!


「ウッド・ストックがやってくる!」も公開されるしこの次はアン・リー監督かな?


<その他の情報>
・今週のNHK教育テレビ「テレビで中国語」に、ピーター・ホーのインタビューの放送がありました!
11月19日(金)午前6:35~7:00 に再放送がありますので、昨夜の放送を見逃した方はこちらで。

・11月26日(金)NHK総合 午後10:00~10:45 「世界ふれあい街歩き」中国 西塘 

・大阪アジアン映画祭2011 プレイベント「アジアン 昨日、今日、明日」
 大阪アジアン映画祭2009・2010セレクション上映と、グル・ダッド&キム・テシク特集
 2010年12月4日(土)~12日(日)
 http://www.oaff.jp/

category: 日々のつぶやき

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「スマスマ」にジャッキー・チェン 

 

明日11月15日(月)フジテレビ 午後10:00~10:54 「SMAP×SMAP」にジャッキー・チェン秘蔵映像とのことです!
「ラスト・ソルジャー」の宣伝を兼ねてかな。


あと明日発売の雑誌「ブルータス」のテーマは「映画監督論」です。
ウォン・カーウァイ監督やトラン・アン・ユン監督のお話も出るみたいです。
チェックせねば!

「ブルータス」
http://magazineworld.jp/brutus/698/

category: 日々のつぶやき

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フィルメックス、開会式+「ブンミおじさん」追加発売 

 

東京フィルメックスの11/20(土) 14時から開演の開会式+「ブンミおじさん」のチケットの追加発売があります。

◎追加発売期間
11月16日(火) AM10時〜11月18日(木)
 *電話予約は11月17日(水)まで。
 
【Pコード】556-980 (購入時には「1回券 後方」を選択してください)
(座席は多少観づらい二階席になりますのでご了承くださいとのことです)

詳しくはこちら。
http://filmex.net/news/2010/11/post-184.html

今度から、ぴあのお店での直接購入でも手数料が取られるらしいんですよね・・・。
少しでもお金を節約したいから、ぴあのお店で買ってるのに。ガッデム!!
http://t.pia.jp/info/info-101101-s.html



11月13日(土)初日、「ラスト・ソルジャー」観てきました。
ジャッキーはやはり現代劇の方がいいよね、と思いつつ観にいきましたが意外にも良かったです。
何よりお話が良く出来ていました。「えっ!」というラストで、どたばたコメディ映画だと思ってたから(実際最後の方まではそう)、まさか最後で感動させられるとは思いませんでした。
ジャッキー兵士はさすがに年取りすぎじゃないか?と思いましたが(汗)。
ワン・リーホン、格好良かったです。
あと、ジャッキーファンにはお馴染みのエンディングのNG集がちゃんとあって嬉しかったです。

ジャッキー兵士の口癖、「听好的。」は英語で言うと「It sounds good.」と同じ意味かな。字幕では「上等だ。」と訳されていました。
ワン・リーホンがジャッキーを罵る時に「シャオレンウー」と何度も言ってたので「シャオレン」は「小人」だとして「ウー」って何だ??と思ってたのですが、辞書で見て、音から推測するに、「物 wu(4)」かなと思いました。
「小人物」でしょうね、たぶん。

ああ、そうそう。映画の最後の方に出てきた「梁」の国の宿営地はどう観ても「レッドクリフ」のセットまんまでした!

category: 映画

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「唐山大地震」2011年3月公開 

 

なんと「唐山大地震」、来年3月公開だそうです!
監督は「狙った恋の落とし方。」のフォン・シャオガン監督です。
「松竹配給予定」より。
http://www.shochiku.co.jp/cinema/lineup.html

実は「唐山大地震」、先日の東京・中国映画週間の『日中映画と都市の魅力」シンポジウム』という企画で上映され、東京中国文化センターにて観てきました。そのうち感想を書かねばと思ってたので、公開情報を兼ねてちょこっと内容を紹介します。


唐山大地震は、1976年7月28日、中国河北省の工業都市・唐山市で起こったマグニチュード7.8の直下型地震です。たった23秒の揺れで100万都市が壊滅状態になったのですが、文化大革命が終わったばかりの当時の中国では、詳しい被害情報を発表せず、外国からの支援も拒絶していたとのこと。


映画上映は中文繁体字と英文の字幕のみでしたので、詳細までは把握できませんでしたが、それでも十分伝わるものがありました。
お話は小学生くらい?の姉と弟、その両親が地震に遭うところから始まります。両親が不在の中、地震に遭った姉弟は建物の下敷きになります。駆けつけた母親は周りの男性に「姉弟両方助けて!」と訴えますが、折れ重なった建物をどけるのは難しく、時間が経つばかりでした。厳しい状況に「一人だけしか助けられない」と告げられ、激しく反論したもののなす術がなく、「息子の方を・・・」と弱弱しく告げます。
その言葉を下敷きになった姉の方が聞いていたのでした。

結果、父親は地震で亡くなり、母親は地震で片腕を失った弟とともに親類を頼って街を離れました。その後、救出現場で父親の遺体と共に並べられていた姉は息を吹き返します。

心に傷を負った姉は言葉が喋れなくなっていたのですが、人民解放軍の兵士夫婦に引き取られ引越しをして育てられます。養父となったのはチェン・ダオミンさんでした。二人の愛情により笑顔と声を取り戻し、自分の名前を言えるようになっても、姉が故郷の唐山に母と弟を探しに行くことはありませんでした。彼女の心の中からは「息子の方を助けて」という母親の言葉が離れなかったのです。

大きくなった姉の役を演じていたのはチャン・チンチューでした。
このまま家族は離れ離れのまま、生涯再会することはないのか?と思いつつ観ていたのですが、唐山大地震から32年後、テレビには再び大きな地震のニュースが流れるのでした。

映画の最初の方の唐山大地震の様子は、圧巻です。建物が崩れていく様子は不謹慎ながらも美しさすら感じました。その崩壊の映像に、監督の強い思いを感じました。
32年の時を越えて起こる二つの大地震。ある意味、中国らしいスケールの大きいお話です。

「唐山大地震」公式サイト
http://www.tozan-movie.jp/


<その他の情報>
・来年1月公開となっていた「グリーン・ホーネット」、1月22日(土)公開と決定しました。
 (「イップ・マン 葉問」と同じ日なのだわ・・・)
 「グリーン・ホーネット」公式サイト
 http://www.greenhornet.jp/ (音出ます)

・「男たちの挽歌」公式サイト出来てました。
 http://www.banka2011.com/

・妻夫木聡がホウ・シャオシェン監督の新作映画「聶隱娘」に出演することが決定したそうです。
 http://asian.cocolog-nifty.com/paradise/2010/11/post-6a77.html
 妻夫木君、ちょっと苦手なんだよなあ・・・(ファンの方々、ごめんなさい、個人的な好みです)。どちらかというとARATAさんにオファーしたいです(笑)。

category: 映画

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「恋の紫煙」観ました 

 

「恋の紫煙」
「恋の紫煙」ポスター
東京国際映画祭にて10月28日(木)鑑賞。
いつもキワもの映画でおなじみのパン・ホーチョン監督の、胸キュン映画。
香港で禁煙令が施行され、オフィスや店舗内では喫煙できなくなり、近くのオフィスやお店から出てきた喫煙者が喫煙所に集い、そこで恋が生まれるというお話。

ある程度年齢を重ねて、恋も初めてじゃない。ショーン君は恋人と別れたばかり、ミリアムは同棲中の恋人がいる。お互いに気になりつつも距離を測りつつ、近づいてく過程が面白い。
「携帯会社を同じにしようか?」とメールを送り、あとで「重かったかな・・・」と後悔したりするところなんか上手いなあ、と。

パン・ホーチョン監督は映画で何を伝えるか、というレベルは超えていて、映画で遊んでいるなと思う。
「恋の紫煙」は卑猥な言葉がバンバン飛び出してくる映画で(でも嫌味はない)、香港では3級指定になってるが、「こんなベッドシーンも暴力シーンもない映画が3級指定なんて!」と憤慨するのは的はずれだろう。たぶん、監督にしてみれば3級指定は「狙い通り」とほくそ笑んでいるのだろうと思う。

以前東京国際映画祭で、「中国ではエロ、暴力、オカルトは審査が通らない。どうせ通らないなら、一つの作品に全部入れてやろうと思った」と、監督はティーチ・インで答えていた。確かオムニバス映画の時だったと思うのだけど、タイトルは忘れました(汗)。
中国人観客からの「中国では監督のDVDが観られない。どうすればいいですか?」との質問に「海賊版を買ってください」(←オイオイ)と答えるくらい。


おまけの画像、「建党偉業」撮影進行中。
なんとチェン・ダオミン陳道明さん、ニック・チョンも出演のようです。チェン・ダオミンは国民党高官、阎锦文の役とか。
(ニック・チョンは?)
この二人が並んでいるだけで、何か事件が起きそう(笑)です。

「建党偉業」


こちらは心配なニュース。「十月圍城」出演のワン・ポーチエが自殺を図ったという疑いとのこと・・・。
写真を見る限りでは命に別状はないようですが、早く元気になってほしいです。
http://yule.sohu.com/20101111/n277540810.shtml

category: 香港映画

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「重慶ブルース」観ました 

 

東京国際映画祭、10月31日(日)「重慶ブルース」を観ました。
「重慶ブルース」
(ファン・ビンビン、ワン・シュエチー@「重慶ブルース」)

監督は「北京の自転車」のワン・シャオシュアイ監督。
突然自分の息子が警官に撃たれて亡くなった、と聞いて遠い航海先から故郷・重慶に戻ってきた父親役にワン・シュエチー、息子の友人役に「スプリング・フィーバー」のチン・ハオ。
息子役は、たぶん「北京の自転車」でも主演していた青年。

奥さんが息子が10歳の時に、息子を連れて家を出てから、ずっと息子に会ってなかった父親。息子がデパートで人質事件を起こし、最後は警官に撃たれて亡くなったということを聞き、真相を知りたくて息子の友人や事件に関係した人に逢い、話を聞こうとするが、息子の友人には「今頃父親面して」と取り付く島がなく、事件の関係者も口が重く、なかなか真相にはたどりつけない。
インターネットの動画サイトに載っていたデパートの監視カメラでの息子の映像は画像が粗く、サイズを引き伸ばせば引き伸ばすほど、暗闇が広がるばかりで表情はつかめなくなっていく。

ワン・シュエチー演じる父親は仕事一辺倒だった昔かたぎの人間。急激に変わる中国の社会、若者で溢れるクラブの中では行き先を見失った遭難者のように見える。

昔、日本もそうだったように、中国の子どもたちは働く親の後姿を見て育ったのだろう。しかし、昔は孤独な子どもを受け止める大家族や地域社会があったが、今は一人っ子政策が進み、都市化が激しく進む重慶では少し離れた地域に行けば見知らぬ人々ばかりで、子どもたちを守るセイフティネットは存在しないに等しい。

社会の動きに合わせて、「重慶ブルース」、「ブッダ・マウンテン」など、今後も心の問題を扱った中国映画が増えるのだろうと思う。どんな逆境にも立ち向かう雄雄しい主人公の中国映画は時代劇のみとなってしまうのかと思うとちょっと寂しい気もする。

ワン・シュエチーの息子にデパートで人質になっていた女医をファン・ビンビンが演じている。ワン・シュエチーとは「ボディガード&アサシンズ」に続く共演である。
ワン・シュエチーは、日本でいうと渡辺謙がもう少し渋くなったような俳優であろうか。
昔、自分の父がそうであったように仕事をしてきたつもりが、激動の社会の変化の中取り残された初老の男性を、貫禄と共に演じている。

category: 映画

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江門市星光公園開園イベントに出席 

 

11月6日、トニーさんは「江門市星光公園開園」のイベントに出席しました。
トニーさん@江門市3

トニーさん@江門市1

トニーさん@江門市2

http://yule.tom.com/2010-11-07/000E/83423728.html
イベントへの出席者はトニー・レオン、アンディ・ラウ、エリック・ツァン、ジリアン・チョン、志偉など。
この公園にはテレビスターや映画スターの銅像や手形が展示されています。

アンディは警察車に先導された車に乗って到着し、大陸や香港のマスコミがどっと押しかけ、アンディは大衆に向かって手を振り、市民は拍手して騒ぎ立てました。
後で到着した志偉も歓迎を受け、しかし最も注目されたのはトニー・レオンです。
トニーは江門市の委員会の招待に出席を表明し、郷里の江門市に無報酬で参加することを支持しました。
滞在は少しの間で、広東省の「一代宗師」の撮影に急いで引き返し、撮影を継続しています。
トニーは郷里に帰ることは非常に少ない、と言い、江門市がこのように発展するのはとても嬉しいし、将来はもっと多く帰れることを希望しています。

「骨折の傷はどうですか?」の質問に「もう差しさわりがない、アクション映画の撮影では、怪我を免れることは難しい」と答えました。「アンディと長く会ってないのではないですか?」の質問に「たびたび写真展覧会や授賞式で会うことがある」と答えました。

category: トニー・レオン

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「風に吹かれて―キャメラマン李屏賓(リー・ピンビン)の肖像」観ました 

 

「風に吹かれて―キャメラマン李屏賓(リー・ピンビン)の肖像」
10月28日(木)東京国際映画祭にて観ました。

台湾人映画撮影監督リー・ピンビンのドキュメンタリー映画。制作は香港の映画監督、クァン・ブンリョン監督とチアン・シウチュン監督です。
ドキュメンタリーは台湾の街角でホウ・シャオシェン監督がカンヌ60周年記念の短編映画を撮影しているところから始まります。場所は台湾の古い映画館を改装して、ちょっと前の時代の映画館にしたところでした。ホウ・シャオシェン監督は、通りがかりのおばさんに「ホウ監督ですか?お会いできて嬉しいです、何の映画を撮ってるんですか?」と気さくに握手を求められています。映画の撮影をしているのはもちろんリー・ピンビンです。

私はこの映画を観るまで、映画の撮影監督とは、極端に言えば監督に言われたとおり、機械的に映像を撮る仕事をしている人だと思ってました。
ところが実は映画の場面での光源の設定(どのくらいの明るさで撮るか)はもとより、このシーンをどういう風に表現するか、という言わば監督の領域まで踏み込んだ仕事をしているのだと言う事を初めて知ったのです。(個々の撮影監督にもよるのだとは思うのですが)

例えば、「花様年華」のアンコールワットのシーン、私の大好きなシーンでもありますが、トニーがアンコールワットの石壁の穴に秘密をささやいているシーン、この場面で幼い僧が背後の高い位置からトニーを眺め、僧の後姿で場面が二つに分断されているシーンは、リー・ピンビンの提案だそうです。撮ったシーンをウォン・カーウァイ監督に見せ、監督からOKをもらったとのエピソードが映画のシーンとともに紹介されていました。

また「フラワーズ・オブ・シャンハイ」では当時の明かりはランプだけだったということでリアリズムにこだわるホウ・シャオシェン監督が「暗く、暗く」と光源を消していくところを、このままでは映画の絵にならないと、リー・ピンビンがこっそりまた光源を足していくという攻防もあったという話も新鮮でした。
(ホウ監督、「フラワーズ・オブ・シャンハイ」であれ以上暗くなったら、鑑賞する者はギブアップですからー。リー・ピンビン撮影監督の判断は正しかったと思います)
「フラワーズ・オブ・シャンハイ」ではメイキング映像もあり、トニーが怒りにまかせて卓上の調度品をぶちまけていくシーン、そしてその後スタッフが床に散らばった調度品の片付けをしている時、決まり悪そうに微笑んでいるトニーの姿、またそのシーンの映像チェックをしているときに後ろではにかんでいるトニーの表情も確認できました。

リー・ピンビンが撮影した映画のシーンとして登場したのは「花様年華」、「フラワーズ・オブ・シャンハイ」の他に「童年往事」、「ミレニアム・マンボ」、「恋々風塵」、「珈琲時光」、「ホウ・シャオシェンのレッド・バルーン」「青いパパイヤの香り」、「言えない秘密」、「親密」、「メッセージ、そして愛が残る」、日本未公開ですが「見知らぬ女からの手紙」、「太陽照常昇記」、邦画では「空気人形」「春の雪」など。
リー・ピンビン監督についての映画監督のコメントではホウ・シャオシェン監督、ジャン・ウェン監督、是枝裕和監督などが出演していました。

「クリストファー・ドイルが船乗りなら、リー・ピンビンは軍人」と言われるように、映画の完成のためにただ黙々と任務をこなし、スタッフの給与が時給計算の香港での撮影の際には、トイレに行ってスタッフを待たしている時間も時給が発生すると、撮影の間は自分は一切トイレに行かないようにしたという徹底振り。
それならばさぞかし怖い人かと思えば、「聞いたことには何でも気さくに答えてくれる」と人柄に感心する若いスタッフの話があったり、木々にカメラを向けている時は、風に揺れる木の葉に「踊ってるの?もっと踊って、踊って」と話しかける優しい人なのです。

「世界が狭くなるにつれて、我が家は遠くなる」との本人の嘆きにあるように、アメリカにいる家族(なんと奥様はアメリカ人!と、二人の男の子がいます)と台北に住むお母さんのところには長期間帰れない日々を送る姿には、映画撮影監督という仕事の枠を超えて、仕事と家庭のあり方や生き方などの問題として、台湾上映時には多くの人の共感を得たそうです。

個人的に、東京国際映画祭で観た作品の中では一番良かったです。DVDが出たら是非とも買いたいです!
台湾ではDVD出てないのかな、と思ってyes○siaさんで検索したら、こういうのが出てるようです。

《乘着光影旅行》的故事
《乘着光影旅行》的故事
208ページ、とあるのでDVDではなくフォトブックのようですが、欲しい~。

category: 映画

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「ブッダ・マウンテン」観ました 

 

「ブッダ・マウンテン」
東京国際映画祭にて10月26日(火)に観ました。
「ブッダ・マウンテン」ポスター

中国、四川が舞台。チェン・ボーリン、ファン・ビンビン、太っちょ君(←名前を知らないのですが、民間の劇団にいた人だそうです)の、家庭に恵まれない若者三人と、息子を一年前に自動車事故で失った元京劇役者シルビア・チャンの心のふれあいを描いた映画です。
重いお話でしたが、東京国際映画祭で観た映画の中では私はリー・ビンビンの「風に吹かれて」の次に良かったと思いました。

父親へ不信感を持っているチェン・ボーリン、暴力を振るう父親から逃れて四川の都会に出てきたファン・ビンビン、「父親がマージャンに負けると、腹いせに殴られる」と言う太っちょ君。昔の中国の家族団らんの風景はどこかに消え、そこには崩壊した家族の様子がありありと見え、家族を嫌悪し、また家族を嫌悪することしかできない自分にも嫌悪し、三人でどんなにはしゃいで遊んでいても、満たされないものを抱えているのでした。

またシルビア・チャンは息子の死の悲しみから立ち直れず、京劇の現場からは「過去の人物」と疎まれ、自分の居場所がない状態なのでした。げっそりとした表情から、最初シルビア・チャンとは気がつかなかったくらいです。

若者三人組が無謀な列車の無賃乗車により、偶然たどりついた観音山の中腹にある廟の観音様を、シルビア・チャン含め四人で修復することによりお互いの心の傷を癒やしていったのですが・・・。

少し郊外に移動すれば四川大地震の爪あとが街中にまざまざと残り、観音様も地震により大きく破壊されていました。(実はこの廟や観音様はセットで、実際にはないものだそうなのですが、映画の中では自然に存在していました)
映画では最後どうなったかいう部分は意図的にぼかされていましたが、私としては、シルビア・チャンがニコニコと三人の前に現われ、「びっくりした?」と言ってほしかったです。
生と死は隣り合わせで、例え望んでいなくても明日自分が事故や震災で命を落とすかもしれない、そんな世界でどう生きればいいのか、答えは見つからないまま、私もまた貨物列車の荷台で三人と一緒に揺れているのでした。

とにかくチェン・ボーリンはもちろん、ファン・ビンビンの演技が素晴らしかったです。これまでの綺麗な女優さんから一皮も二皮もむけた演技。ファン・ビンビンを観るだけでもこの映画を観る甲斐はあります。
ちなみに東京国際映画祭ではファン・ビンビンは主演女優賞を獲得したのですが、やはり、と納得できました。
そして一見笑わせ役の太っちょ君も良かった。彼という緩衝材がなければチェン・ボーリンとファン・ビンビンは傷つけ合ってしまっただろうなと思うのです。三人の中では、実は彼が一番精神的に強いのだと思います。

そしてシルビア・チャンは、年老いて息子を亡くした悲しみを、ハリネズミのようにとげとげしく他人に接することにより表現しており、年齢を重ねた分、俳優は表現できることが多々あるのだということを示してくれました。

category: 映画

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「一頁台北」来年3/12公開 

 

台湾映画「一頁台北」が「台北の朝、僕は恋をする」という邦題で来年3月12日(土)公開だそうです!
「一頁台北」

出演:ジャック・ヤオ(姚淳耀)、アンバー・クォ(郭采潔)、ジョセフ・チャン(張孝全)、クー・ユールン(柯宇綸)、トニー・ヤン(楊祐寧)、カオ・リンフェン(高凌風)
新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国ロードショー

詳しくはこちら、アジアンパラダイスさんNEWSより。
http://asian.cocolog-nifty.com/paradise/2010/11/post-7d1d.html


その他の情報。
中国映画「建党偉業」、陳独秀役は冯远征という俳優さんが演じるとのこと。

「建党偉業」1

陳独秀はトニーが演じるかもしれない、という噂があったのですが、依然として「一代宗師」の撮影が続いているし、仮に予定が空いていても、本人がやるつもりがあったのかどうかは怪しかったですね。結局別の人になったようです。


こちらは「ボディガード&アサシンズ」、「重慶ブルース」で演技の素晴らしかったのワン・シュエチー王学圻。「建党偉業」で蔡元培を演じています。

「建党偉業」2

陳独秀も蔡元培も、「建党時期の風雲的歴史人物」だそうです。

category: 日々のつぶやき

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「ギャランツ~シニアドラゴン龍虎激闘」観ました 

 

本日は東京フィルメックスのチケット発売日でした。希望していた5作品、チケットをGETできてほっとしました。
何より、ぴあのお店に一番に申し込み用紙を提出できて、「密告者」のチケットを無事手に出来た時は喜びがこみ上げてきました。
今から上映日が楽しみです。
キアロスタミ監督の「贋作」も気になったのですが、一般公開があるようなので今回は見送りました。

さて、東京国際映画祭も終わり、映画の感想を書くにしても、記憶や感動が薄れてきつつある今日このごろです。
感想というより雑感ですが(それは毎回ですね)、メモとして残していきたいと思います。

「ギャランツ~シニアドラゴン龍虎激闘」
カンフー映画について詳しく知らない私でもとっても楽しめました。カンフーコメディ映画と思っていたのですが、意外にも、人生を励まされるような内容となっていました。
私の印象に残ったのは、ヘタレな青年がチンピラにからまれているところ現われたブルース・リャンが「中国人が中国人をいじめるな!」と一喝するところです。全然話違うけど、台湾映画出演者にグリーンカーペットを歩かせなかった中国代表の人に聞かせたかったです。
(台湾も中国なのかというのは別問題ですが、同胞と思うのなら相手が困ることをするな、と思います。尚、もちろん他の国の人ならいじめてもいいという訳ではありません)
監督のお話によると、映画はスタントもワイヤーも使ってないとのことで、リアルな、重力を感じるカンフー・ファイトとなっていました。

上映後、ファンのサインに答えるクレメント・チェン監督とデレク・クォック監督。
「ギャランツ~シニアドラゴン」監督2 「ギャランツ~シニアドラゴン」監督1
ありがとうございました!


<今日の情報>
・「スプリング・フィーバー」11月6日(土)公開初日プレゼント!
 プレゼントの詳細はこちら。
 http://www.cinematopics.com/cinema/news/output.php?news_seq=11164

・東京フィルメックス 丸カフェ・シネマ塾 第二弾&第三弾
 第二弾
 日程:11月10日(水)19:00~20:30
 参加費:1,000円(当日支払)
 ゲスト:西島秀俊(俳優)、アミール・ナデリ(映画監督)
 聞き手:林加奈子(東京フィルメックス ディレクター)

 第三弾日程:11月17日(水)19:00~20:30
 参加費:1,000円(当日支払)
 ゲスト:行定勲(映画監督)
 聞き手:市山尚三(東京フィルメックス プログラム・ディレクター)

 詳細・申し込みはこちら。
 http://www.marunouchicafe.com/seminar/index.html#20101117

category: 香港映画

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開平でジョギング 

 

アメリカのフィルム・マーケットで「一代宗師」のポスターを披露したばかりですが、映画は依然完成していないようです。

広東省開平でジョギング中のトニーさん。
ジョギング中のトニーさん
また隠し撮りらしき写真を載せてすみません・・・。

(記事のおおまかな内容)
「一代宗師」は広東省開平にてゆっくりと撮影中。投資側の圧力により、ウォン・カーウァイ監督は「クリスマス頃に上映したい」と言ってますが、ゆっくりとしたペースの撮影で、俳優を開平に残して撮影を始め、トニー・レオンはホテルの部屋にこもり、天気の良い時はジョギングに出ています。ソン・ヘギョはバトミントンをして過ごしています。
ウォン・カーウァイは度々ホテル内で構想を練っていて、みたところ、クリスマスまでに完成するというのは妄想ではないかと思えます。

http://post.yule.tom.com/s/CA0009582931_1.html

ウォン・カーウァイ監督

上記の写真は韓国の女優ソン・ヘギョとウォン・カーウァイ監督。
ソン・ヘギョは映画の中でトニー・レオンの奥さんを演じるそうです。
「全家福」とは中国で、家族全員で撮った写真のことを言います。

category: トニー・レオン

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「一代宗師」、米国フィルムマーケットで紹介 

 

「一代宗師」がアメリカのフィルム・マーケットで紹介されたようです。
「一代宗師」ポスター

「一代宗師」国際版ポスター。

記事を訳してる時間がないので、とりあえずお知らせ。
http://yule.sohu.com/20101101/n276857911.shtml

11月1日(月)夜、横長バージョンも追加♪
「一代宗師」ポスター2

category: トニー・レオン

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